コロナ禍をかいくぐって、東京オリンピックが盛況ですね!まさかのベテラン選手、年齢をもろともしない鋼鉄の心臓の十代のメダリスト。コロナ禍さえなければと思いつつ、重傷者が急増しないことを祈っています。

 ドーピング問題で国家としては出場できないロシアの選手たち。意気高揚の観点からは世界屈指の国歌にかわり、金メダリストへの演奏曲がなんとチャイコフスキーのピアノ協奏曲第一番ではありませんか!個人的には、ショスタコービッチの『ジャズ組曲』から「セカンドワルツ」だったら、ウキウキしてしまいそうですよ。

 去る7月16日、音楽プロデューサーで文化功労者の、酒井政利さんが心不全で亡くなりました。85歳でした。今回と次回で、振り返りたいと思います。

 

 『異邦人ーシルクロードのテーマ―』は、久保田早紀(現久米小百合)さんの楽曲。1979年10月1日発売のデビューシングル。

 オリコンチャートで1位を獲得し、シングル総売り上げ枚数は、144,4万枚。

 

 久保田さんは、東京国立の出身。空き地で遊ぶ子供たちを電車の窓から眺め、曲想を得たという。当初は、『白い朝』という題名。酒井政利さんはインパクトが弱いとして、『異邦人』に変更。またシルクロードのイメージに合うように何度も書き直させた。久保田さんは歌う気が失せるくらいこの『異邦人』という題名が気に入らなかったという。

 

 シルクロードのイメージを増幅させるため、民族楽器のダルシマーを本曲に使用。インパクトのあるイントロに中東風の雰囲気を醸し出した。シングルの中で実際にピアノを弾いているのは、故羽田健太郎さん。

 

 今では音楽宣教師として活動している久米小百合さん。「神様からの贈り物」と思っているとのこと。たいへん気に入っていらっしゃるようですね!素敵な楽曲ですもの。

 

 元気のあまりなかった日本競泳陣。ひとり気を吐いたのが大橋悠依選手。前回取り上げた五十嵐千尋選手も頑張ったけど、メダルには届かず。ご苦労様でした!大橋さんは、孫と同じ東洋大学のご出身。是非孫の嫁にといいたいけれど、孫はすでに高校の同級生と結婚。波の伊八で有名ないすみ市行元寺の遠戚。大橋さんは練習熱心。水泳の国際大会でホテルから会場へのシャトルバスに乗車せず、ランニングで往復していたほど(コロナ禍より前)。

 

 『男の子女の子』は、1972年8月にリリースされた郷ひろみさんのデビューシングル。オリコンの最高位は8位。キャッチフレーズは、「フォーリーブスの弟」。作詞:岩谷時子 作曲・編曲:筒美京平。

 郷ひろみさんの一連のヒット曲を手掛けたのが酒井政利さん。まず曲名を決めるとのこと。

『男の子女の子』は当時の郷ひろみさんの中性的な魅力によくマッチしていました。

 

 オリンピックのサーフィン競技。いすみ市在住の選手も健闘しました。

 江戸時代、千葉の鴨川出身の「波の伊八」は欄間彫刻で有名。馬に乗って海に入り、波の様子を観察していたらしい。当時サーフボードがなかったので、馬を代わりにしていたんですね!

 

 花火という意味の宿根フロックス『ファイヤーワークス』は、『ナターシャ』よりも花色のコントラストが鮮明。花が密集してズングリ、フロックスらしい花姿をしている。私は、淡くて面長で風に揺れる『ナターシャ』のほうが好き!

 郷ひろみさん、三度の結婚、子供が四人。エンターテーナーとして、いつまでもお元気で!

 

 電通主催の「南太平洋・素足の旅」に参加した酒井さん。サモアで思わず、「まるで時間が止まっているようだ。」との発言から、「時間よ止まれ」のキャッチコピーが決定し、資生堂のキャンペーンソングを作ることとなった。作詞家山川啓介さんに依頼。矢沢さんは他人の詩は歌いたくないとごねた。しかし説得されて歌うことになるのだが、テレビへの出演は拒否。

 東京オリンピックの開会式。「カザフスタンのお嬢様」と評判になったのが、オリガ・ルイパコワさん。カザフスタンの国の花は、『チューリップ』。

 

 カザフスタンは中央アジアに位置する内陸国の共和制国家。首都はヌルスルタン、最大都市はアルマトイ。石油・天然ガス・他の鉱物資源に恵まれている。2018年で、人口1820万人。2017年、ひとり当たりのGDPは2万6306ドル。通貨単位はテンゲ。

 オリガさんは、陸上競技三段跳びの選手。過去のオリンピックで金・銀・銅メダルを獲得。

東京オリンピックでは、予選落ち。良い思い出が残せたらいいんだけど。

 

 カザフスタンの公用語は、カザフ語とロシア語。チューリップといい、ロシア語といい、お友達になれそう!?わが家の花畑とのコラボ画像いかが。お子さんたちにお土産を買って、機会があったらまた日本にいらしてください!!!

 ところで、コロナの感染状況がすごいことになっていますね。経緯をみると、最悪の状況でのオリンピック開催になるように仕組まれているかの様。これで直下型地震でも来た日には、目も当てられない状況に。オリンピック選手たち、大会関係者の方々がしっかり準備してきて、最高のパフォーマンスを発揮しているように、日本人各々がその持ち分役割を全うしましょう!!!!!

 私は毎日の自宅の花畑の水やりと、三日に一度のボランティア花壇への水やり10kmウオーキングで、へとへとです。ブログの更新が遅れたのもそのためです。夕方出かけて帰宅は8時ころ。道の暗がりでは、キョンやイノシシが私を見ています。倒れたら食べられちゃいますよ!

  8月8日追記:

 東京オリンピック新体操個人総合の乙女の戦い、すさまじかったですね!イスラエルのアシュラムさん、金メダルおめでとうございます。ロシアのアベリナ姉妹も女王の風格にあふれ、攻めの姿勢でよく健闘しました。私は素人ですから採点のことはわかりませんが、当初からイスラエルに高い点が出ており、ROCには厳しかったかな?世界3連覇ともなれば厳しく採点するのは当たり前ですかね。ただ、最終結果を待っているとき、アベリナ姉妹以外ほぼ全員がイスラエルのアシュラムさんのもとに集まっている様子は、私には異様に映りました。ともかくアシュラムさんの演技は素晴らしかったです!私なら、あれだけ長い最終結果の検討をするなら、両者金メダルにしますけど。

 

 コロナ禍最悪の状況の中での東京オリンピック、最終日には、なんと台風が2個同時に日本列島に襲来!よくもこれだけ試練を与えたもうものだと思いますよ!ハザードマップをご確認の上、命大切にご用心ください。私んちも危ない!!!

 尚、「アシュラム」とは、ヒンドゥー教で言われる僧侶の修業の場、修行者たち、僧院等の意。そこから道場、なかでもヨガの道場を表すとか。新体操の演技場にふされしいかも。薔薇の「アシュラム」は、独特のオレンジ色で微香、花形がしっかりしていて切り花として長く楽しめます。私の大好きな花の一つなので、追記しました。くれぐれも台風等に、お気を付けください!!!!!