やっぱり仲直りしたい、ゆるして、仲良くしたいの、というきもちがふつふつと湧いてきてこまる。仲良くしたい。友だちになりたいって言ってくれたのに。
でもわたしがあのひとをこんなふうに好きな限り無理なのかもしれないね。あのひとはわたしを好きじゃないもの。
今日は避けられない用事があってあのひとの最寄駅に行った、何度も通った、一時期はまいにち使った道。歩いていて、冗談でも比喩でもなく膝が震えた。歩くことの邪魔になるくらい。馬鹿みたいでしょう。でもわたしはうきうきしながらこの道を通ったし、あのひとと手を繋いで歩いた、迎えに来てもらったし追いかけられたこともある、わたしが待ったこともあった。
でもねいまおもえば当たり前だけどあのひとはわたしのことを誰にも話さなかったの。どんなに浮かれていた時期でも、結局あのひとが可愛いのも守りたいのもぜんぶあのひと自身だったの。
ねぇわたしまた縋ってほしかったよ。
またしてもよろしくない食生活だけれども夕食はスープストックトーキョーで食べた。(昼も夜もひとりでお店に入って食べたのだった。)オマール海老のビスクを頼んだ。わたしがスープストックに行くときはかならずこれが食べたいときで、これが食べたいから行くのであって、他のメニューが頼めない。新しいレモンのスープが美味しそうでひどく迷ったのに結局頼めなかった。あしたまた行くのも、アリかもしれない。
この、海老のビスクはわたしの「元気を出したいとき用の食べもの」だ。こころも身体も酷く疲れているときに食べるためのもの。指先まで栄養に満たされるような、こっくりと深い、滋養のあるあじのスープ。元気が湧いてくる気がする。
「元気を出したいとき用の食べもの」として、もうひとつにコメダ珈琲店のカツサンドがある。こちらは非常に高カロリーでボリュームもあるため、食べるのに気合いがいる。ぜんぶ食べきれないときもある。でもその気合いがいいのだ。無理やりに気合いを入れて、お肉というパワフルな食べものにかぶりつき、お腹におさめる。元気が出ないわけがない。
こうして、わたしはわたしと付き合っている。食は善だ。
恋愛小説を読めなくなった。つかれた。というわけで読み始めた分厚いミステリが、出だし好調。なかなかに面白い。
ねぇ一生懸命生きてるんだからちゃんと見ててよ。突き放さないでよ。あなたが褒めてくれることがわたしのいちばんの元気の源だったの。