山本七平の「御時世の研究」がある。御時世ですが、と言う言葉を使う人は皆無だとは思いますが、言い方を変えて実態はある。

「御時世の研究」の中で、佐藤栄作を称えている。周恩来には、沖縄返還を巡る方程式が見えない。佐藤栄作が平時に領土回復した手腕を恐れていて、田中角栄をパートナーとした、と。石原慎太郎が、二枚舌と称えている。沖縄返還に際して、核抜き本土並みとし、西ドイツ首相とは核開発を話し、と。汎ゆる側面からのアプローチ。二枚舌と言うよりは二枚腰と呼ぶべきではないか。石原慎太郎の言い方ならば、あれだけの核アレルギーの時代に。国益とは、世論に配慮はするものの特定の世論自体の実現ではない。のらりくらり、二枚腰二枚舌、人事、待ちetc.隙がない。


※本文とは、関係ありません


新宿ですね