言わずも知れた「東京物語」

きちんと見たのは初めてでした。

以前、「秋刀魚の味」を見てピンと来ず、が僕の小津安二郎監督体験。

同時代とは言いませんが、近い世代の溝口健二やら黒澤明とはモノクロとか、邦画と言うくらいしか共通点がないのではないか。

溝口健二黒澤明は、なぜ時代劇映画を撮影したのかは疑問ではあります。


小津安二郎、東京物語、昔だから、笠智衆のような話をしていたわけではないでしょうね。チラリと出てくる宴会をしている、どんちゃん騒ぎ、羽目を外している人の場面では今でもさほど変わらない雰囲気がありました。


爆音、緊急事態、絶景からはじまり、二転三転、映像をも超えるような音楽、畳み掛けるような現実ではありえないストーリー展開、と言う手に汗握る、所謂ハリウッド映画とは異質な雰囲気は今となると、確かにユニーク。ローアングルで、家族(老夫婦!)を丹念に描くは、現代劇ではある。上映時間2時間超え!

見てしまいましたが。


※本文とは関係ありません

いただきました