G・K・チェスタトンの「詩人と狂人たち」には鳥を籠から逃がすと言う話があり、その人物は家から人を追い出すのを解放と見る。家族を隷従のシンボルとしる、と言う寓話とるべき(?)ミステリー(?)がある。雨の兆候から自身を全知全能の神と見る人物を磔にし、感謝される話。自分が世界に出来る事は限られている。
チェスタトンが書いた評伝を読むと、知の巨人だと惚れ惚れしますね。「正統とは何か」は何かにつけて読みますが、お見逸れしました、としか言いようがない。
※本文とは関係ありません

雨が少しばかり降っていた。一緒にいた最近知り合った若い友人が自分は家近いから、と傘を貸してくれました。会っていた所の近くにはコンビニエンスストアはある。雨は止んではいましたが。
傘を買えばいいんじゃない、とサジェスチョンされかねない所の親切なお申し出。嬉しいもんですね。