映画はタイトルが魅力的でした。


ゴッドファーザー



セントエルモ・ファイアー



のようにそのままのタイトルもありますが。最近はそのままが多く、しかもかつての輝きは取り戻しにくいかもしれませんね。英語をカタカナにすれば、読めて、内容もなんとなく想像出来るくらい海外事情が日本との違いが縮まったのが大きいかも知れませんね。





愛と青春の旅だち
太陽がいっぱい

2001年宇宙の旅

今を生きる

悪魔のいけにえ

遊星からの物体X

辺りは、英語の翻訳とは言えず、所謂超訳?素晴らしい。内容をタイトルにしていますね。


海外文学の翻訳の邦題も、

語尾やら言い回しで、読むしかないでしょとなるものが少なくない。そのまんまなんですが、素晴らしい、もありますが。

J・D・サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」(野崎孝訳)、レイモンド・チャンドラーの「長いお別れ」(清水俊二訳)、フィリップ・K・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」(浅倉久志訳)、ウィリアム・アイリッシュ「幻の女」(稲葉明雄訳)あたりはジャケ買いならぬ、タイトル買いすら誘発されそうですね。あと、ガルシア・マルケス=ガブリエルの「百年の孤独」(鼓直訳)


「そして誰もいなくなった」

「怒りと響き」

「赤と黒」

「南回帰線」

「月と6ペンス」

「悪霊」

となれば、どんな物語か、と胸を踊らせるのではないか。


※本文とは関係ありません
お土産をいただきました。