何を代弁してくれているのかわからないが、物語を読んだり、見たり、すると感情は揺さぶられ、凝固し、ずっと消えたりする。安心したり、と。
何が響いたのか、夏目漱石の「こころ」があり、村上春樹の「ノルウェイの森」があり、テレビドラマ「白い巨塔」(田宮二郎主演)があり、市川崑監督作品「犬神家の一族」、江戸川乱歩の「パノラマ島奇譚」、谷崎潤一郎の「瘋癲老人日記」、韓流ドラマ「ミセン」はあの長編ドラマを何度も何度も見た。アラン・パーカー監督作品「ミッドナイト・エクスプレス」、「エンジェル・ハート」(ウィリアム・ピッツバーグ原作、ミッキー・ローク主演)も何度見たか分からない。
最近ならば、ドラマ「美しい彼」に、小説「美しい彼」、八木勇征萩原利久の演技、清居奏平良一成所謂ひらきよ、もさをのオープニングにフジモトヨシタカの音楽。小説もその世界が楽しくて楽しくて仕方ない。いつまでも浸ってしまう。
何かが、響いていて、心地良く、新鮮さを失わず。
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南池袋公園