「朽ちないサクラ」を見てきました。

原作(柚月裕子)を読まずして行ったせいか予想を超えた濃厚な内容と感じました。

ネタバレ、あらすじを語るつもりはありませんので、感想めいたものを。

映像は「羊たちの沈黙」「サスペリア」「セブン」のテイストを薄っすら感じました。所謂人間ドラマ、見応えがありました。

舞台挨拶を見ましたが、原廣利監督、杉咲花さん、萩原利久さん、安田顕さん、豊原功補さん。杉咲花さんは映像そのまま。萩原利久さんは黒のジャケット(ドルチェ&ガッバーナ)をタイトに着こなし、当たり前ですがイケメン、予想以上にスッとしていましたね。インタビューに答えているのを聞いていると改めて声も良いとわかります。少し前を歩いての入退室でしたが、背が高い。萩原利久さんは天性だと思うんですが明るさ、誠実さ、軽さを映画にもたらしていました。杉咲花さん、安田顕さん、豊原功補さんのディープなやり取り、展開とは存在感でバランスを取っていました。生来のポップさがあるんでしょうね。


※本文とは関係があります。

→「朽ちないサクラ」の中での萩原利久さん演じる磯川が、質問に対して2回、「〜、全然」と繰り返し否定するシーンがありましたが、ドラマ「美しい彼 (シーズン2)」の第一回目に同じ台詞回しがあるので、洒落心、粋な計らい?ではと思ったりして。