明帝国が成立し、モンゴルを北に追いやったが、後には満州民族が清帝国を作り出し、中華が揺らぎ、辛亥革命中華民国建国中華人民共和国の成立し、と目まぐるしい中国史。北宋からの度重なる所謂征服王朝を見ていた日本。天子に徳なかりせば易姓革命が起きている。日本には不変の天子の存在があることに知識人は気づく。日本こそが中華だとする。日清日露戦争後の列強とされると正史そのものとなるが、終戦となる。
戦後の日米安全保障条約体制が固まり、高度経済成長すると、奇跡の復興、満州事変から終戦までを省けば、織田信長からの一直線の歴史が描けていた。近代化の優等生、トップランナー。
平成不況を経、中華人民共和国の経済的成長、を経た今、世界が同じようになった、と描くのか。近代化を成し遂げ、軍事は後退し、経済重視の潮流を先駆けつつも、平成の世にはかつて掲げた五族協和は達成されていて、少子高齢化、脱近代のフロントランナーだとするのか。
※本文とは関係ありません

仲の良い友人からいただきました胡麻餅を頂いています。旨々。