数十年前からモンゴル帝国が歴史、世界史に盛んに採り上げられる。モンゴル帝国は、中国の南宋を攻略し、ウルスを拡大、大元を作り出す。西にも拡大し、中国からポーランドまでが版図となるが、国境めいたものが無くなり、疫病も拡大、ヨーロッパにペストを齎す。一旦、疫病にさらされたヨーロッパは中南米に疫病を齎した、とされる。

モンゴル帝国が作り出した大帝国は、そのシステムが崩壊したあとの低迷。

非モンゴル帝国地域が、蘇る、活性化。スペインがアメリカに、アジアに、後にはイギリスが大英帝国を形成。世界を席巻。

第二次世界大戦後、ロシアが東側となり、西側をアメリカ合衆国が牽引する。

中国、インドが比較的成長のセンターめいている。

グローバルサウスと言う括りもある。

日露戦争からの長い時間差の逆転、正常化が世界史、人類のレベルで起きているような。

ギリシアをルーツとすると考えたドイツ、ローマに自身をなぞらえたイギリス、西ヨーロッパの全盛期はあたかも、ギリシア→ローマ→西ヨーロッパと言う流れにリアリティを与えていた。


※本文とは関係ありません