徳川将軍よりも豪華な、豪勢な食事をしている、と評されて久しい。飽食の時代。

それから、下落、墜落、終焉と言う事はなく、日々益々豊かになっていっている。

かつては今から思い出せばかなり素朴だったはずの日本の食。

今は、多少、腕があれば、驚くようなメニューもさほど手間をかけなくても、リーゾナブルに作れますもんね。スーパーマーケットに行けば食材は多種多様。


伊丹十三さんが、パスタの食べ方を、ホテルオークラのネギそば(ネギラーメン)の紹介を洒落た文章でしていた事が、軽い衝撃を世に与えていました。今では国民食の代表選手、ラーメン、誰もが何時でもなんとなしに、食べてはいましたが、庶民的なものの代表、語る対象、好きだと言うには下品さ、教養を疑われるような雰囲気がありましたが、映画「タンポポ」からは一気に、大好き、と語るようになり、それまでは中華屋さん(今で言う街中華)の人気メニューと言う位置づけから専門店が成立するまでになりましたね。街中華では、ラーメンオンリーなんて言うことはなく、ラーメンか、タンメンか、炒飯、堅焼きそば、餃子、冷やし中華辺り。ラーメン餃子か、炒飯餃子の組み合わせでしょうか。

ラーメンと言えば、日本蕎麦屋さんから出前、でした。ラーメンかチャーシューメンか5目そば(塩味の広東麺)。


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