ヴァーノン・ハワードに奇跡的な名著「スーパー・マインド」がある。
著者と質問者との問答。岸見一郎の「嫌われる勇気」のような形式。
どれだけの進化を齎してくれたか、深化を齎してくれたか。
何か問題があった時に、馴染みの解決法に飛びつこうとする衝動が起こるだろうが、しないで留まりなさい、奇跡が起きるだろう。
留まってみたが、なんら解決しない日々が。
歳月。短いとは言い難い日々。
もしや、誤訳ではないか、と何度問いかけたか。
見出した。分かると、今までの日々は昨日のように。
つまり、
解決しなくても
不快極まりなくても
不本意でも
大丈夫、だと言う事実。
現に、その時に、問題だと感じていた事のいくつかは何ら変わりなく、僕の人生に横たわって、解決策を焦がれるように求める衝動が起きるくらいだが、未だに。ただ人生は流れている。
大丈夫とは、完全な解決があったと言う事ではなく、完全であった、と言う気づく事。
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