省くと、一見、効率的だが、何やら違う。

何やら、モヤモヤ。何が悪いのか分からない。
違和感はある。


國分功一郎氏の「暇と退屈の倫理学」を読むと、一端が垣間見える。

昭和は、省くと、省いて省いて、上手くいったんです。正直。
軍事は、アメリカ合衆国に、伝統は古い、ダサい、根拠がない、と否定。地域は誰かが担当し、破壊は破棄は美徳。大量生産大量消費大量廃棄は、正義。

無くしたものが、省いて利益を出した。復興期には、仕方ない、やりようが無い、は当たり前だが、いざ社会が落ち着くと、復興期には正義だった数々の事の粗が見える見える。
消費から省力。単なる消費者が豊かに見える仕組み。平成のデフレーションは、決定づけていましたね。




谷崎潤一郎の「細雪」「瘋癲老人日記」の贅沢さ。豊かさ。




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