それは過去あるべき姿を想定すると苦しくなる場合がある。挫折やら失敗で失意にある時。谷口雅春は、それを墜落と呼び、否定するものとはしかなかった。墜落したところには、必要な養分があり、必要ものがあるから、「墜落」する、と。挫折、失意、絶望、歓迎はしないが、溶かしの御業、だとは分かる。決定的に価値観を変えざる負えない出来事。今までの価値観が音を立てて崩れる。今までの価値観は、今までだから過去の範疇。過去の延長線上にはいられない時に、窮すれば即ち変ず。※本文とは関係ありません