イギリスで、ロシアとの対抗から、地政学が発達する。
イギリス、大英帝国は、海の帝国の典型で、ロシアが陸の帝国の典型とされ、イギリスは、シー・パワー、ロシアは、ランドパワー、と定義され、特に戦争となれば、その国の特徴、宿命があぶり出される。
ドイツ及びフランスは、両隣の国が同盟することが悪夢。ドイツは、シュリーフェンプランを持ち、フランスはマジノ線を持った。
イギリス、アメリカ合衆国、日本は、大陸に介入し、勢力均衡を目指す。イギリスは、ヨーロッパでフランスとプロイセンを競わせ、アメリカ合衆国は、ロシアと中華人民共和国を競わせ、日本は、ロシアと中華民国の間に緩衝地、満州、朝鮮を持った。
イデオロギーは、利用している。イデオロギーで動いている訳ではない。
イギリスは、第二次世界大戦時には、大同盟として、アメリカ合衆国、それにロシアを引き込んでいる。勝つために全体主義と共産主義とを、区別してみた。アメリカ合衆国は、ロシアとの対抗上、中華人民共和国を育成し、資本主義化して世界市場、に組み込んだ。
書店は、地政学の書が充実していますね。パワー・ポリニクス。かなり珍しい光景では。
民族の本能?
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