幕末前夜、イギリスはアヘン戦争を起こし、清朝に食込もうとし、のらりくらりを決め込む清朝にアロー号事件(第2次アヘン戦争)をも起こす。
ロシアは、列島に度々近づくが、知識人レベルの危機感は形成される。
そしてアメリカ。黒船。
幕末があり、幕府にはフランス、薩長にはイギリスがつく。
明治維新。
攘夷を決行し、西洋を肌で知った薩長(薩英戦争・下関戦争)が政権を作る。幕府の開国を批判した勢力が、開国政策を採る。
薩長以外が開国だった訳がないので、純粋な攘夷、完全な開放政策は、担い手がいない。
攘夷する為に、力を付ける為に開国する。(和魂洋才)
と、
攘夷とは言えないので、開放政策を採る政権を批判する。
と言う図式か。
文化はなぜか、殆ど翻訳、となる。そしてより本場、と迫る事が愛国心に繋がる。
そして、単なる模倣は嫌われ、そこに情念やらが入り込む形式が現れると、人気が出る。
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