文明と文明が接触し、対立やらなにやらで交流が生まれ、それなりの秩序めいたものが生まれる。
ヨーロッパならば、ナポレオンの衝撃をオーストラリアの宰相が現状回復、ナポレオン以前に戻す、と言う保守反動を、フランスの外相タレーラン、イギリスの外相カニングと歩調を合わせて行う。所謂ウィーン体制。
ビスマルクがドイツをプロイセンを母体として作り出す。そして対仏大同盟を作り、結果、グレートデプレッションと呼ばれたデフレーションが起きる。戦争の無い世界。ビスマルク体制。
第一次世界大戦後、ドイツを債務国にし、ドイツから資金を得る仕組みを作り、ヴェルサイユ体制。ナチス・ドイツの台頭により破綻。アドルフ・ヒットラーにより現状は打破される。
第二次世界大戦後は、アメリカによりブレトンウッズ体制を構築。戦中に太平洋憲章を出しており、戦争による国境線の変更を認めない。民族自決等を基本にしている。
日本は、第一次世界大戦頃から、秩序の作り手にはなっている。特に戦後はブレトンウッズ体制の恩恵は受けた。奇跡の復興。
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