インドのネルーの「父が子に語る歴史」を読んでいるとイギリスが作り出した近代社会を
人工社会
としている。
戦後、少なくとも戦後、宗教の多くは御利益(ごりやく)を説いた。それを支えたのは爆発的とも言えた経済的な成長基調。
平成、災後は、利他を強調している。利他でいられる豊かさ。
豊かさ(物質の増大)、派生して立身出世、起業、昇進辺りが、目標となり、それを願うとか叶う、と言う因果を確認する、のが、豊かさ(物質的豊かさの確認)となり、現状を維持、利用出来る事の確認となる。気づき。
救いが、飢餓、貧困からの脱出から、飽食、格差を意識しなくて済むような心持ち、へと変わった。目標が飽食から平常心へと。
腹一杯食える、から、穏やかな日々、物から時間、タイムマネジメントからストレスマネジメントへ。
いつしか足りない貴重な物が物から時間に。沢山の物から、なにごとにも掻き乱されない時間へと。人工社会の勝利から、素の自分でいられる事へのシフトか。
※本文とは関係ありません。
水菜を入れ、更に美味しくしてみました。