かつて池田勇人首相が所得倍増計画を発表。高度経済成長を実現する。

その流れを汲む、宏池会、宮澤喜一首相は空間倍増を語る。モノを作り、販売したくても置く場所が無い。


今ならば、時間倍増がトレンドでしょうか。

何をするのも時間はかかる。楽しむ為の時間が欲しい、となっている。

さしてかかる時間は変わらない筈なのに、キャッシュレスが本格的になり、Ubereatsは街の風景になって久しい。インターネット空間と現実が結びつくのは当たり前になっているが、以前はお金のやり取りがネット空間で出来るはずがないとされていたのはさほど昔の話ではない。

買い物に行く手間暇を買っている、節約したいのは面倒と言うより、時間の、可処分時間のは捻出が目的に見える。電車で、長い時間ではなさそうなのに、ネットフリックスやらYouTubeを時に数分見るのは、時間の有効活用か?

平成の初期は、多くの人が、そう言えば、自己実現、やる気、好きな事、自分の可能性、潜在力をどうにか増やそうとしていました。無から有。まさに錬金術の世界。


夢の、欲望の対象は、時代によって変わりますね。


※本文とは関係ありません。


タイの鉄道市場で買ったTシャツ。お気に入り。