たのきんトリオ、おニャン子クラブ。

80年代から現れたアマチュアニズム。
「普通っぽさ」の追求、プロフェッショナルの否定。
「自然な感じ」の絶対化。
化粧を薄めにして、ファッションは趣味は良いが如何にも芸能人、と言うのは否定された。
そこらへんにいるあんちゃん、かわい子ちゃんがテレビに、と言う流れ。
そこがストライクとなっていた。
礼儀正しく(妙に)
鍛え上げられ肉体
ヴォイストレーニングを受けている
ダンスは明らかに練習に練習を重ねている
化粧はくっきり、しっかり
上昇志向はあからさま
と盲点が生まれていた。
つまり、プロフェッショナル。
韓流スター、です。
ハングリー精神を剥き出しにし、
ちゃんと「格好つける」「見せている」。
「作り物」つまりエンターテイメント。
日本のタレントは、自然体、つまり「素」で、下手すると頭を使わなければならない場面でも何ら予習をしないで「醜態」をさらさなければならないのか、と見てしまいます。
それは、視聴者より「下」の存在でなくてはいけない。それが「普通っぽさ」なのか?
かつて、冷戦下、オリンピックは、東側、共産圏が国家が選手を育て上げ、メダル受賞のあかつきには一生涯年金出すと言う話を聞き、違和感を覚えたものの、西側、自由主義圏では企業、下手すると個人にすべてを負担させていたのも大変だなあと見ていました。類比として、思い出してしまいました。
※本文とは関係ありません。
