どうにもならない。


ホント、どうにもならない。
何でどうにもならないんだ。

それは業(カルマ)か、宿命か?
大概、どうにかしたくなる。
運命を呪う。

しかし、どうにもならない。
何年も何年も、どうにかしようと思案し、もがき、解決策を考え、それを実行し。でもどうにもならない。

ならば、それを、受け入れ難い場合も多々あるでしょうが、受け入れる。

固定

とする。それを諦め、それを正見、それを定めと呼ぶかもしれない、が。

そして、そこからの可動域を増やす。

不自由を常と思えば不自由無し(徳川家康)
来る者を拒まず(孟子)

「敵」との共存をはかる。抵抗しない。抵抗しない、とはやられっぱなしを意味しない。それが足枷になっている事を認める。

例えば、
大英帝国は第二次世界大戦終了後、明らかに国力は低下、覇権国家どころか債権国。新しい覇権国家アメリカ合衆国との連携で凌ぐ。連合王国に戻るしかない。大英帝国では無い。80年代からは金融部分を膨張させている。
最早、軍事力で世界を牛耳れる時期は過ぎた。輸出はロックスター、メインは金融業。

出来ないものは出来ない、と見極め、勝てるフィールドを作る、移る。何で出来ないんだろう?と言う問い掛けは何時までもするものでは無い。「固定」で考えるしかない事を見極める。

※本文とは関係ありません。


上野。