許せない!
あいつだけは許せない!!
「暗い」欲求。
時として、ありますね。
あいつだけは、絶対許さない!
人と人との絡みで、何かが生じる。
一方は、加害者、利益を受けるものとなり、勝者となる。相手に「苦痛」を与えているにも拘らず、それを意識していないかもしれない。罪作り。
だから、もう一方は、被害者、損するもの(奪われる)となる、敗者。悲劇の主人公。
ここで、因果と言う考え方がある。
今世は前世の因果を果たしている。だから、前世とは「逆」の立場となる。
加害者と被害者が逆転する。
極めて、分かりやすい考え方です。今世で前世の「報い」を受けている。
つまり、悪い「関係」「状況」に陥った時点で、「因果」は解消している。
この場合の、加害者と被害者の関係は前世と真逆になっている、と言う事ではない。
この関係は、ある「因果」の逆とある「因果」の逆。
つまり、別物。
因果と因果が繋がるのが縁やら因縁と呼ぶべきか。
と言う事は、加害者も被害者も、それぞれの課題に取り組んでいる。
例えば、暴力を振るう、ふるわれる。
は前世でふっていた人がふるわれ、ふるわれていた人がふるう。これは、それぞれ
それぞれ別個の課題の解消の為に転生する。
だから、「許す」のは、目の前の被害を与えている人を許すのではなく、前世の「自身の因果」の解消の為に許す。
だから、許す事が一見、損害を受けたとしても、そう感じても「損」になる事は無い、となる。
一つの考え方として。
※本文とは関係ありません。