フランス。

花のパリ

最近は、「観光」と言う視点から見られる。スペイン、イタリアと並びある意味先進国。
観光との親和性はあるでしょうが、以前は、「文化」の国。

自由博愛平等
に三色旗

「フランス革命」
それに、
「ナポレオン」。

更には、「ド・ゴール」

書店には、ドゥルーズ/ガタリの共著「千のプラトー」「アンチ・オイディプス」が並んでいましたし、ベルグソン、レヴィ=ストロース、ラカンらの現代思想の巨人、バルザックの「セラフィタ」、「美しき諍い女」「従兄弟ポンス」、ユーゴーの「レ・ミゼラブル」、フロベールの「ボヴァリー夫人」、モーリヤックの「テレーズ・デスケール」がありましたね。

あと、どんな歴史読本も、決まって、バスチーユ監獄襲撃からナポレオンの没落までの、
「フランス革命」がクライマックスとして設定されていました。
歴史は、世界史は、中央公論社が良書を出していますが、歴史とは現代を映すもので、最近の中央公論社の全集では、フランス革命は先行するアメリカ独立戦争(独立革命)と一冊に纏められ、そのかわりか、中国がアヘン戦争にはじまる清帝国末期と、半植民地化への道から脱植民地への道と2冊に分けられています。
かつての扱いは、清帝国の衰弱は、ヨーロッパ帝国主義、今どきならば第二大航海と言う文脈
でしたが、最近では中国の凋落と見なし、戦中戦後は脱植民地と言う捉え方と言うよりは、抗日として捉えてられている。


話は戻り、宝塚歌劇団と言えば、「ヴェルサイユのバラ」。華やかです。長谷川一夫。

見えてくるのは、ヨーロッパの栄光から、その残影に完全に変わってしまったと言う事か。


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