アカペラ、鼻歌と言う入口がある。
音楽には、究極的には無音やら生活音の魅力はあります。確かにそれはそれで魅力的。
かつてならば、家と言うのは、毎朝、母親の味噌汁の具材を切る音があったようなイメージがあり、それはノスタルジーに過ぎないかもしれないけれども、マザータングならね、懐かしい音色で最高の音楽かもしれないが、普通音楽とは見做さない。
普通音楽と呼ぶのは、所謂西洋音楽、或いはその洗礼を受けたもの。
やはり楽譜に起せる。形を持っています。
形には魅力があるようで、バルトークやストラヴィンスキー、日本ならば伊福部昭や冨田勲、坂本龍一と言った方々は民族音楽的なものを西洋の形式にしていますね。これが、懐かしさだけではない、ノスタルジーを超えていて、民族固有の調子を持ちながらも、普遍性を持っていますね。
スタイルと言うか、形と言うか型と言うかスタイルと言うか。
音楽に限らず、何でも、意外と型は大切で、国体と言うか国柄と言うような大きなものから、個人のスケジュール、ライフスタイルまで。
崩れたらならば、
型なし。
定型、ルーティン、スタイルと言うものは安定を齎し、安定は意外とより自由度を高めたりする。
欧州で最も保守的と言われているイギリスから革命やら産業革命やら、ロックやら近代を作り出す革新的な動きを作り出しているのが妙です。新保守主義やら、最近ではブレグジット。