点描から。
かつてソニーの幹部の方とセミナーをしていたことがあります。その時に印象的な出来事。
参加者の方の一人が、
その方に、
Tさん(私と一緒にセミナーをしていた方の名前です)、いつ会社を作られるんですか?
と聞いてきたんです。
言葉に詰まるTさん。
今では考えられないんですが、ソニーの幹部ともなれば、出世競争なんて凡人のすることはしないで新しい分野で起業するんでしょ、と言う時代の雰囲気がありました。その方は、ソニー内にかなり先端の研修プログラムを導入したのですが、それだけでは一般の方は実績とは見てくれないくらいでした。
関西系のビジュアル・バンドは東京に出てきて活躍するようです。関西では、男が化粧している時点で、その先の展開がないようです。居づらいと言うか。何処でもそうでしょうがいかにもほっておいてくれるかでしょうか。格好良く言えば、寛容、或いは放任。
イギリスも、他国に比べると、ユダヤ人に寛容だったようです。言い古されていますが、大英帝国の大宰相、帝国主義の代名詞ベンジャミン・ディズデイリーはユダヤ系です。
インドへの道
を作りました。金融が強いのにはその辺りの国柄と関係あるような。
評論家の田原総一朗さんは、物書きになりたくて、一度就職後、五木寛之野坂昭如と言った方を見て、物書きは早稲田大学だなあと思って、早稲田大学にしたそうです。
そもそもを調べると、かなりの確率で、明治時代からの出来事には早稲田大学の、慶應義塾大学の学生が飛びついています。真っ先に、先端の、海のものか山のものか分からないことに入っていくんです。そういう人が集まると言うか。
当たり前
は人の数ほどある。
当たり前の、質、レベルが違っている。
類が友を呼ぶ。