「大切なのは、なにが与えられているかではなく与えられているものをどう使うかである」

アルフレッド・アドラーの言葉だそうで、ご多分に漏れず、「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」を読み、Eテレの「100分で名著シリーズ」を見て、しっかりとアドラー=岸見一郎・古賀史健の見方に感動していました。
上記の言葉で完全に一般的な「自分探し」に息の根を止めるでしょうね。
今の場所に全てがある、と言う断言です。(移動したり見聞を深めてはいけないと言うことではありません)個性とは何かが簡潔に完全に表現されています。理想我になる必要も、望まないモデルを避ける必要もなく、自己であればいい、と言うことです。


上記の2冊の著作を読んだ方は「承認欲求」に対しての言及が多いのに気づきますね、それだけと言うか。承認欲求と言うのは気づき、越えていくもんで、悪者にしても仕方ないです。確かに誰かに誉められたいとか、批判されたくないと言う次元での勝負ではあまりに狭い(低い?)ですね。越えないと、です。
兎にも角にも、好著がベストセラーになるのはなんとなく嬉しいですね。