マンデヴィルやらゾンバルトと言う名は聞いたことがあるでしょうか。
経済はアダム・スミスを始祖とする古典派経済学とカール・マルクスを始祖(あとエンゲルス)とするマルクス経済学と言う大きな二つの潮流とは違った観点で経済学を説きました。

華美と言うか贅沢と言うか浪費と言うか、そう言ったものが世を動かすと言う説ですね。
よく例に出されるのは蜂が花粉と食べ移動すると言う自然な動きが花粉を受粉させると言うマンデヴィルの論理で、私的欲求を満たす行動が公的な利益になると言う考えで、スミスやゾンバルトに繋がる考え方ですね。

エゴ剥き出しの世界と言うのは見苦しいし、かと言って公(おおやけ)の為だけを言っていると経済活動だけでなく何でもかなりいびつさを感じさせる。

欲と道連れではない行動の白々さ。
人の欲は他人からは透けて見えていると言う現実。

相手の為と言ってやった事が不毛、失敗に終わり、
悪意で仕掛けたことが相手に利してしまうと言う場合もあったりする。