本日は晴天なり!〜散歩と運動から見る犬の変化〜 | そらのしっぽ〜my adorable doggies〜

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杉並区西荻窪にて「 犬の歯磨きと無麻酔クリーニング」また「オーナー&ドックトレーニング」をメインに、我が家の4ワンズとの日々徒然、犬と共に楽しむ!を発信しています。

 和散歩会・お散歩会のお知らせ

10月29日 土曜日 お散歩会
全犬種どなたでもご参加いただけます。


 10月30日 日曜日  和散歩会
和犬・和犬ミックス対象でご参加頂けます。


開催します☆

お申し込み・詳細は↓↓
クリックしていただくと詳細、申し込みフォームへ飛びます。




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昨日は 何日ぶりか!ってほど見てなかった太陽と共に、久々に過ごしやすい1日でしたね(^o^)


公園は いつもの顔ぶれ以外にも、週末のみいらっしゃる方、ご家族で 遠くから足を運ばれる方も多く、犬や人の出入りも多くなるものです。


そこでいつも思うこと。
この日も あわや!という事がありましたが、ランを ストレス発散、散歩の変わりと捉えられる方も多い様に感じるドックラン。

確かに ドックランでは 思いっきり走ったり、人と犬の社交の場というのが日本の多くのランでの立ち位置でしょうかね。

我が家も もちろん 天候や 用事がなければ、朝もしくは晩に 公園散歩& ランでの自由運動を毎日ルーティンとして取り入れております。

ただね、いつも思う事は 散歩を含めて「 ドックランでのマナー 」や 実際に 「 何を目的とし使うのか? 」 という事を深く考えられて 利用される方は少ないのが現状。

昨日は 週末時折見かけるボーダーコリーを連れたご家族が見えましたが、犬に引っ張られながらみえて、犬は目は爛々とし息もゼイゼイと荒く、いつでもやったる!というほど興奮の高いパニック状態での入場。「犬の名前とダメよダメダメ! みんな友達、仲良く!」などを甲高い声で叫びながら、ママがまず興奮マックス状態ですから、犬はますます ランへ入りたい、他の犬が知りたい見たい嗅ぎたい、やるならやったる!という気持ちが、ランに入る前からのママの興奮に油を注がれ、準備スペースでは 興奮マックスで暴れ馬のようになってるわけです。

そのままリードをつけたまま入場、犬は大興奮してますから、周りの犬達も「 あいつなに? ただ事じゃねーな、どこのどいつなんだ?」と群がっていくわけです。

そうなれば、「 パニック状態のまま リードに繋がれた犬は、さらに逃げ場も失い やられる前にやらなきゃ!」という心理に切り替わりますし、もう外扉を入る前から、全く人の声が届かないほどのパニック状態な訳です。

火の粉を被りたくないですしね、先ずは 我が家がやるのは、 危険な場合は 即自ら犬達を連れてランから出る。

今回のようにその余裕すらないほど、いきなり入場して来られる場合は、犬が来た時点で ゲートの周りには近寄らせない、犬達を散らせてこちらへ呼び戻しておき、タイミングを見て出ます。

でも 上でも書いた様に 果たして ドックランの使い方を 理解されてる方がどの位いらっしゃるか?  自分の犬から目を離さずしっかり見て、相手の犬をしっかり見ている方がどの位いらっしゃるか?
自分の犬のキャパを理解してる方がどの位いらっしゃるか?
肝心な呼び戻しが出来てる方がどの位いらっしゃるのか? などなど…

さて、この後どうなったか…
犬がパニック状態で暴れ馬のようになったまま、飼い主さんがリードから放して、端の方で 楽しく遊んでいた和犬ミックスの子達のとこへ猛ダッシュで走り出し、その中でも 弱いのを狙って攻撃仕留めに行きました。
だってストレス溜まりきった牧羊犬ですもの(≧∇≦)
動くものや 声にめちゃくちゃ反応して一点集中ですよ。

幸い どちらも慌てた飼い主様が引き離し、大事には至らず襲われた子がランを出ましたが、その後も再度 ボーダーは 周りの走ったり声を出して遊んでる犬を狙っていきます。
ようやく取り押さえられ、隣のプレイヤードが開くと同時にボールで発散してから、また戻ってきました(≧∇≦)

発散した後の犬の心理状態は かなり落ち着き なんとなく声が届くチャンネルへ切り替わっておるわけです。

さて、なぜこういう事が起きたのか? わかりますか?

ここで見なければならない事は、犬種の特性・日頃の飼い主さんとの関係性、充分な運動は足りているのか? 頭を使わせる事をを楽しみながらされてるか? ドックランなどの多くの犬や人がいる場に入る前に、しっかり散歩などで興奮をおとしているのか?そしてこの子の持つ性質・性格、飼い主様のセルフコントロールです。

ドックランは フリーで自由運動をさせられる唯一の場であると同時に、フリーだからこそ、呼び戻しの確実性や 犬と飼い主のセルフコントロールが求められる場。

散歩代わりに 日頃のストレスが溜まった状態や、人が犬を放して楽したり、話に興じる場ではないのです。
フリーにするという事は、自分の犬そして周りの犬への配慮と責任が生じる場でもあります。


ドックランは必要悪の様に言う方もありますが、これらの事を十分に考え理解されてる方が少ないからでしょうか(≧∇≦)

散歩とは読んで字のごとく、飼い主と犬が時間を共有して散策したり、犬同士の情報収集やリラックスするものであり、運動とは別物です。
では運動とは?  全身の筋肉をくまなく使う自由運動で、犬の本来持ってる運動能力を発散、発揮して、内面から心身共に満たすものではないでしょうか。
がゆえに、散歩だけでは足りない事を補うものでもあります。

これはドッグランに行かずとも、ロングリードをつけての散策や ボール遊び、ディスク、追いかけっこで頭と体を使うもよし!
全身をくまなく使う事で、身体のみならず内面から満たして、心身共に健全であるためのもの。

さぁ。今回起きた事は特殊な事ではなく、日々日本のランではよくありがちな光景ですが、
ドッグラン利用時のマナーをみんなで今1度見直してみましょう。

公共の場、犬や人が多く集まる場では、自宅を出る前のワクワク、車を降りた後のワクワク、公園へ着いたときのワクワクというのがついて回ります。
ここをまずはしっかりコントロールして、30分から1時間ほど犬に応じてしっかり散歩などで、興奮を落とし、体を使ってウオームアップした状態。
人の声が届く状態をしっかり作りましょう。


さぁ、ランへ着いたら外から 自分の犬の様子、中の犬の様子をしっかり観察してください。
観察していると中からは犬が寄ってくる事があり、フェンス越しに既に犬同士の認識は始まっています。
この時点で、ガウガウ吠え出してお互いに興奮が高い場合は、中へ入らず 今一度散歩して相性の良くない子との入れ替わりを待つか、またはロングリードなどで 他で遊ぶのも一つです。

ゲートを開けて 準備スペースでは、また中の犬達が寄ってきて、お互いに匂いをかいだりしますが、自分の犬の興奮を落とし、ゲートの前や周りに犬が確実にいなくなったら、入場しましょう。

また 不特定多数の人や犬がおり、相手の犬の事がわからない場合、ガウガウ言って追いかけてくる場合などは、速やかに外へ出る事で事故を回避してください。もちろん自分の犬が 他犬に対してガウガウ言いながら追いかけ回すのもダメです。

中へ入ったら、自分の犬からは目を離さない事。

できるだけ立ち止まる事なく、動き回る様に心がけましょう。
立ち止まって話に興じたりすれば、犬を見る事がおろそかになりますし、飼い主が止まっている=そこにいる!という安心感から、犬がフラフラと離れていって、飼い主への意識がなくなりやすいものです。

常に 犬と人がリンクした状態、声の届く心理状態である事が好ましいでしょう。

またお子さん連れの場合など、お子さんが走り回って 動くものに反応しやすい子に 追いかけ回されたり、大型犬のコーナーなどでは、思いっきり走って遊んでいると、目の前に人が見えても、電車と同じで 急ブレーキでその場では止まれず、跳ね飛ばされたりするこどなどもあります。
くれぐれもご自分のお子さんから目を離さないでください。
またお子さんがランの中で座り込んだりも大変危険ですね。

よくあるのが、他犬に対して マウントしたり、されたりというものがありますが、これは周りの興奮も煽る行為ですので、やめさせましょう。

良い意味でも悪い意味でも、少しでも自分の犬に不安を感じた場合は、速やかにリードをつけてランから一旦退場しましょう。

もしガウガウなどが起きた場合は、興奮したまま抑えても、周りも興奮しだして再度問題が発生しやすいので、一度ランの外へ退場されて、興奮を完全に落として頂くと良いでしょう。

これが全てではありませんが、みんなが楽しく気持ち良く、のびのびと遊んだり散策したり、運動できる様に、飼い主一人一人が気に止めていきたいですね☆

また基本的に噛みつき癖のある子は、他犬のいる時は時間を見て入れ替えで入る、不安がある場合は、加害者にも被害者にもしない、ならないためにマズルガードなどを装着しましょう。


長〜くなりましたが、散歩には散歩でできる事、運動とは別物だという事を 頭の隅に置いて頂き、
うまく 心身共に健全な状態へ導けると良いものですね(^o^)

また運動をしつつ、他犬や人との関わり方を学べるのが、ドックランの醍醐味でもあります。
もちろん、訓練などをされてる場合は別ですが、一般的な家庭犬の場合、運動不足、散歩不足からくる問題行動も多いものです。

走る、噛む、吠える などの犬の本来持ってる欲求を上手く楽しみながら発散させてあげる事ですが、散歩も運動も 犬だけが1人で〜ではなく、飼い主と犬がお互いの存在を意識して、二人三脚のスタンスで考えられると良いですね。

この日は たっぷり散歩して、芝の木陰で休憩〜と止まったら、なんと10メーターほど向こうにいた ダックス二頭が、いきなりワンワン言いながら突進してきまして(≧∇≦)焦りました!
我が家は もちろんリードのついた状態ですが、
リードのついた状態 というのは 逃げ場のない状態です。
特に大型二頭は犬種柄、ガードスイッチ入ります。
さらに多頭の場合は、自分の群れに怪しい奴がブッ込んできたとなれば、緊張が走り戦闘態勢にも陥りやすいものです。
これも やばい!きた!と思った時点で、犬達に待て!動くな!をかけましたが、ジンの目の前に ガガガ!ときて、肝が冷えました(^^;;
頼みます。呼び戻しのできない子をノーリードにしないでくださいませ。
いつでも加害者にも被害者にもなりえます。

あぁ〜 長〜くなりましたが、突然名前を呼ばれて誰だろう!と思ったら、なんと 公園名物の ケバブ屋さんご夫妻が、これまた とっても穏やかな ダックス二頭を連れて散歩しておられました。

面白いもので、犬の性格と飼い主の性格はリンクする!と思うのは私だけでしょうか(笑)

そうそう、屋台を閉められる時に お話は頂いておりましたが、ご夫妻のご厚意にて ケバブサンドや スパスから作るカレーなど、小さな単位でも 出展されてた時の様に お願いできる運びとなりました。
今後のお散歩会・和散歩会では ケバブランチも ご希望があれば、再開させていただきますので、お楽しみに〜 どうぞよろしくお願いします。

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お口がアイーンな僕と、サリーちゃんのパパ似なれらちん(笑)

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笑顔ピカイチ対象のさらちん、ミシェルは 自分のカートでドヤ顔でーす(笑)

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ノーリードのダックスが ガウガウだったので、芝はやめて〜 木陰の道で 休憩しましたとさ(^o^)



沢山歩いて、体と頭を使ったあとは、ご飯食べておネンネです。1歳9ヶ月になり体は大人な僕ですが、心はピーターパン(笑) 唯一相手にしてくれる さらちんに甘えまくって、力比べしながら 耳ぺろされてスイッチがポトリと切れて、夢の世界へ☆




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