高齢者が飼えなくなった

ペキニーズミックス犬保護しました。



飼い主は97歳独居のお婆さん。


体調を崩し

もう自宅には戻れない状態になってしまったそうです。


荷物を取りに施設の方が入られた時、

犬がいた事に気づきました。


約4日間ほど

取り残されたまま過ごしていたそうです。




依頼を受け訪問した時も

散乱した室内で

荷物にまみれて佇んでいました。

どうやって生きていたんだろうか‥


ご近所さんの話によると、

お婆さんが健康だった頃は

どこに行くにも一緒でそれはそれは大事に飼われていたとのこと。



自宅にはペットショップでの購入証明書が置いてありました。


誕生日から10才男のコという事が分かりました。


87歳のお婆さんに

ペットショップは子犬を売って売っていたという事です。


お金さえ出せば

終生飼育が不可能と分かっている人でも

平気で命を売る業者。許しがたいです。


全国に店舗がある大手のチェーン店でした。




訪れた時、玄関でこうしてちょこんと過ごしていました。





シェルターでの名前は

多良(たら)ちゃんと名付けました。


とてもおっとりしていて甘えたさん。

ずっと後をついてきます。


10才ですが健康で歯もとても綺麗です。

お元気な時は大事にケアもされてだんでしょう。


次はこのコが最後まで過ごせるお家を探します。

多良ちゃんに沢山の良い事がおこりますように‥





代表