えんも君の

「日々平凡、雑記帳」ブログ

へ、ご来訪頂き、ありがとうございます。ほっこり

 

前回のブログからの続きです!


採取した竹水

一節ごとに切り落した竹をかかえて、

宿泊していた ”人生感が変わる宿 ここから

に戻ってきました。


さぁ、これから、

テラス昼食の準備にかかります。


何を食べるのか?と言うと、

切り落した竹を加工して

飯盒(はんごう)造り、


その中に研いだお米を入れて、


そこに竹水を注いで、

ご飯を炊くのです。


もちろん屋外で炊くので、

火力は炭火を使用します。


お米は、

合鴨農法で作られた有機米です。


さて、美味しく炊けるでしょうか?


竹製飯盒(はんごう)の製作

竹上面左右2箇所に、

 糸ノコ横方向切れ目

 を入れます。


・次に竹の節目方向ナタ
 切れ目を入れると、
 横方向の切れ目までキレイに割れ、
 飯盒の蓋が完成です。

・そこに研ぎ洗い済のお米(約2合)を入れます。

・その後、採取してきた竹水
 飯盒の中に注ぎます。

・同様の工程で作った竹製飯盒を4つを、
 バーベキューコンロの上に並べ、
 転がり落ちないよう輪止めします。
・この状態で約1時間、炭火でじっくりと
 お米を炊いていきます。

竹瀝 (ちくれき)
竹製飯盒炭火であぶり始めると、
竹の両端から泡が発生し、
水滴となって滴り落ちます。
この水滴竹瀝(ちくれき)と言います。

ボク達はバーベキューコンロの下に
カップを置いて、竹瀝を集めました。

これが、集めた竹瀝です。


竹瀝は褐色の液体で、

少し焦げた匂いがします。

ご覧の通り、

わずかしか採取できません。


これは貴重なもので、

漢方薬の原材料として

使われています。


飲用すると、

鎮咳・解熱・喘息・肺炎などに

効果があります。


採取した竹瀝は少量でしたが、

皆で少しづつ飲ました。


昼食
1時間後、飯盒バーベキューコンロ
から外しました。
次は、飯盒の蓋部分アルミホイルで覆い、

ご飯蒸らすため、10分間置きます。

10分後に蓋を開けると、
ご飯が炊きあがっていました。
炊きあがったご飯は、紙の器に盛り付け、

ホテルで用意してくれた料理
(サバの照り焼き、鯛のあらの味噌汁、漬物)
と共に、いただきました。
竹飯盒と竹水で炊いたご飯は、
電気炊飯器で炊いたご飯とは
一味違い、風味が良く
とても美味しかったです。

みなさん、何杯も
ご飯のおかわりしていました。

それでも、
全部は食べきれなかったので、
残りのご飯おにぎりにし、
ラップに包んで、お土産として
家に持って帰りました。

このおにぎりは、
一晩冷蔵庫で冷やしてから食べると
更に美味しくなるそうです。

解散
昼食が終了し、
2日間の竹水ツアーは終了です。

この後は、
江戸風呂に入浴した後、
自由解散となります。

皆さんとの別れを惜しみつつ、
それぞれのご自宅に帰宅されました。

仙酔島は、一度訪れると
また訪れたくなる
不思議な魅力がある島です。

この島で知り合った人達は、
これまでに何度も訪れている
リピーターの方ばかりでした。

いつになるか分かりませんが、
今度、この島を訪れた時、

以前知り合った人達に再開できる、
そんな気がしています。

今回はここまで!

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました。

また、次回お逢いしましょう

 

心は少年、体はオヤジの

えんも君でした。