えんも君の

「日々平凡、雑記帳」ブログ

へ、ご来訪頂き、ありがとうございます。ほっこり


今回は、

同じ楽曲でありながら、

アレンジ、歌い手が変わることで、

聴き手の印象が変わる曲

をご紹介します。


また例によって、

マイナーな曲になります!


その曲とは...

”風に抱かれて” です!


...と、書きましたが、

実は同じタイトルで歌詞、楽曲が

異なる歌何曲も存在しているのです。


”風に抱かれて” 松山千春

 作詞・作曲:松山千春

 編曲:飛澤宏元

 1985年発売の13thアルバム

 ”風の歌がきこえる” 収録曲


”風に抱かれて” 椎名恵

 作詞:椎名恵

 作曲:いけたけし

 編曲:戸塚修

 1986年発売のOVA ”超時空ロマネスク 

 SAMY MISSING・99”主題歌


”風に抱かれて” 佐藤千亜妃

 作詞・作曲:佐藤千亜妃

 2023年配信 ”第73回全国植樹祭

 いわて2023 テーマソング”


でも、

ご紹介する楽曲は、

どれでもありません。


ご紹介曲は、

風に抱かれて 西田敏行

作詞:喜多條忠 

作曲:芳野藤丸


この”風に抱かれて”は、

1980年に俳優 西田敏行さんに

楽曲提供された作品なのです。

そして、1980年に放送された
西田敏行主演のTVドラマ 
”池中玄太80キロ Part I” 
主題歌に起用され、
1980年4月に発売されました。

池中玄太80キロと言えば、

もしもピアノが弾けたなら”が有名で、

大ヒットしたのですが、

こちらの曲は、1981年に放送された 

”池中玄太80キロ Part II” の主題歌なのです。


”風に抱かれて”は、

同じドラマの主題歌でも、

知名度は低いと思います。


でも、曲を聴いていだたくと、


西田さん演じる池中玄太の、

”実直で不器用だけど、

陽だまり様な暖かさを持つ”イメージ

に、ピッタリの曲だと思うのです。


そして聴いているボクたちを、

優しい気持ちにさせてくれる

そんなアレンジがほどこされた

隠れた名曲

西田敏行ヴァージョンなのです。


ドラマは放送当時、

お金を払っても観たい

TVドラマランキング第1位

に選ばれました。


楽しくって、おかしくって、

チョッピリ哀しくって、

そして感動する

ハートフルホームドラマの金字塔

だと思います。


ストーリー:

池中玄太は、丹頂鶴の撮影を

ライフワークとしている

大京通信社専属の報道カメラマン。


ある日、玄太は

絵理、未来、弥子の3人の娘を持つ

未亡人 鶴子と知り合い、

結婚することになりました。


しかし、娘達は

亡くなった父親が忘れられず、

玄太と距離を置き

懐いてくれません。


そんな状況下で、

弦太鶴子三人の子供達との

家族生活がスタートしたのでした。


当初は、

玄太になついてなかった娘達とも、

次第に距離が縮まってきた矢先に、

妻の鶴子が脳内出血で倒れ、

亡くなってしまうのです。


子供達と血の繋がりがない玄太に、

残された3人の娘を育てるのは

無理だから、鶴子の親類に預けるべき

と周囲から反対されます。


しかし玄太は、

亡き鶴子との約束を守り

3人の娘を立派に育てて見せる

と皆の前で誓うのでした。


その後、

玄太と絵理、未来、弥子は、


楠公さん、ヒデさん、アッコさん、

半ペラといった職場の仲間達

に見守られながら、


本音でぶつかり合い、

お互いの気持ちを理解しようと

努力していくうちに、


次第に本当の家族以上の絆

結ばれていくのでした。

  最後の楠公さんの言葉が泣けます...
ボクも大好きなドラマでした。

現在においても、全話観たいと思えるドラマです。



そして、もう一つのヴァージョンは、


風に抱かれて 芳野藤丸(SHOGUN)

作詞:喜多條忠 

作曲:芳野藤丸


【印象に残ったフレーズ】

よろこびの日々も かなしみの日々も

こころのままに生きてゆく

雲のすき間から 明日が見えるまで

風に抱かれて走ろう


作曲した芳野藤丸さんは、

SHOGUNのメンバーです。

SHOGUNは、

芳野藤丸(ギター/ボーカル)を中心にして

ケーシー・ランキン(ギター/ボーカル)

ミッチー長岡(ベース/ボーカル)

山木秀夫(ドラムス)、 大谷和夫(ピアノ)

中島御(パーカッション)ら、

6人のスタジオミュージシャンで

結成された伝説のロック・バンドなのです。


そして、1978年の結成から

僅か2年程で解散したのです。


その間に、 

”男達のメロディー”、”BAD CITY”

など、多くの名曲を残しました。

芳野藤丸(SHOGUN)ヴァージョンは、

1980年発売のベストアルバム 

BEST OF SELECTION”に

収録されています。


ボクは、
この”芳野藤丸(SHOGUN)ヴァージョン”
の存在を知ったのは、
つい最近なのですが、
アレンジが凄く気に入りました。

聴いていただくとわかると思いますが、
西田敏行ヴァージョン
曲の印象がずいぶん異なります。

アレンジが、
”人生という旅” を続ける旅人
をイメージしているようで、
凄くカッコいいです。

みなさんは、
どちらのヴァージョンがお好きですか?

8 月も中旬を過ぎてしまいまし

今回は、ここまで

 

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました。

また、次回お逢いしましょう

 

心は少年、体はオヤジの

えんも君でした。 

ブログ内の画像および動画はお借りしたものです。