えんも君の

「日々平凡、雑記帳」ブログ

へ、ご来訪頂き、ありがとうございます。ほっこり

 

7月初旬に、

愛知県幸田町にある

日本料理店 ヤムヤム

に行ってきました。


ヤムヤムという店名から、

エスニック料理店?

と思ってしまったボクですが、

本格的な日本料理店なんですよ。

ヤムヤムとは、

英語で "おいしい、おいしい!" 

という意味なんだそうです。


なんでも、オーナーシェフは、

ニューヨークの一流レストランで

十数年間修行されたのだとか。


なので、

このお店で出させる料理は、

見た目が美しいだけでなく、


食材選びから仕込み、

調理に至るまで、全品が

シェフお一人による手作り

なのです。


また、このお店は、

ランチタイム、ディナータイム

各一組の完全予約制です。


しかもメニューは存在せず、

シェフのおまかせコースになります。

(事前に苦手な食材は

確認していただけます。)


ここまで読まれた方は、

“敷居の高そうな店だな“

と思いますよね。


ボクがこのヤムヤムに

行くようになったきっかけは、

オーナーシェフの娘さんが、

ボクの娘と同級生だったこと

から始まります。


ボクの娘は

生魚、お刺し身が

キライで食べれなかったのです。


それを、

ヤムヤムの娘さんに話したところ、

"えぇっ? お魚って、

とってもおいしいのに食べないの?"


"勿体ないよぉ、

私のお父さんの作る

お刺し身食べてご覧よ!“


"臭みなんて全然なくて、

とってもおいしいから!"


"今度、ウチのお店に
食べにおいでよ!"

と言うことで、
ボク達家族は、
ヤムヤムにお邪魔するように
なったのです。
お店は、住宅街の一画にあり、看板を見逃せば、
店舗であると分からないような、隠れ家的雰囲気です。

では、
初めてヤムヤムに来店した時、
娘は生魚を食べれたのか? 

先ず、
娘が生魚が食べれないことを
事前に伝えてあったので、

娘のコースはお刺し身ではなく、
焼き物に変えて頂いていました。

娘は焼き物を
"おいしい!" といって
食てました。

ボクのコースのお刺し身には、
地元三河湾でとれた車海老
がありました。

娘は生魚の中でも
甲殻類が一番苦手なのです。

ボクが、
その海老の刺し身を食べてみると、
新鮮で、食感が良く、
とても美味しかったです。

奥さんが
“絶対美味しいから、食べてみて!“
と、海老の刺し身を
娘に差し出しました。

最初は怪訝そうな顔を
していた娘でしたが、
刺し身を口に頬張ると

“美味しい!“ 

と驚いていました。

"こんな美味しいもの避けてなんて、
人生損をしていた!"
と言っていました。

娘は、刺身も新鮮なものは
美味しいと認識したようで、

これ以降、
お刺し身が食べれるようなりました。
(新鮮なものに限りますが...)

さて今回は
どんな料理を提供して頂けるのか、
すごく楽しみです。

ボク達がオーダーしたのは、
ランチタイムのコースです。

前菜

1品、1品、丁寧に作り込んであって、
程よい味付けで、おいしいです。

お刺し身

"ハタとムツのお刺し身" です。
歯応えのある食感ですが、

脂が程よく乗っていて、
おいしかったです。


椀物

"カサゴの潮汁"

カサゴ、生麩、秋田産のじゅんさい等

が入っていました。


出汁の旨味が楽しめる

やさしいお味の椀物 でした。


焼き物

"真鯛の特製ダレの漬け焼き“

しょうがの甘酢づけ、

コリンキーが添えてありました。


特製ダレと真鯛の相性が凄く良く、

美味しすぎて写真を撮るのを

忘れてました。


もう1品、食べたくなる美味しさです。


天麩羅

アラ、ヒゲナガエビ、ズッキーニ、
とうもろこし、ミョウガの天ぷら です。

沖縄の塩と、
シェフ自宅の庭で栽培している
薄皮レモンをかけて、
食べました。

天ぷらには塩が合いますね。

今回、アラという魚
初めて食べました。

たんぱくな白身魚の天ぷらは、
すごく美味しいです。

ご飯物(お寿司)

シロムツ、紋鯛(マトウダイ)、
ヒゲダラ(ヨロイイタチウオ)、
カサゴのお寿司 です。

どのネタも

回転寿司では食べられない

珍しい白身魚でした。


肉厚のプリプリとした食感

が楽しめる、

本当に美味しいお寿司でした。


水菓子
クラッシックカスタードプリン!

シェフがニューヨークで
一緒に働いていた
フランス人シェフのレシピを
忠実に再現した1品 です。

もう、"おいしい!" の一言
しか出てきません。

レシピを教えて頂けるなんて、
二人のシェフの間に
お互い認め合う強い信頼関係が
なければ、あり得ないですよね。

全品食べ終えて強く感じたのは、
シェフの料理に対する強い拘りと、
お客様へのもてなしの心でした。

このクォリティの料理だと
名古屋のお店なら、
ランチでも最低一万円はする
と思います。

それをここまで
リーズナブルなお値段で
提供して頂けるので、
リピーターも多いはずだと思います。

実際に職場で、ボクが紹介して
ヤムヤムに行った人達も
ここの料理の味に
すっかり魅了されてしまい、
"また行きたい!" と言っています。

これも、
娘同士が友人でなければ、
こんなおいしいお店を知る機会も、
料理を食べる機会も無かったです。

感謝!感謝!です。

今回はここまで!

また、次回お逢いしましょう

 

心は少年、体はオヤジの

えんも君でした。