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創業が昭和38年と言う、歴史を感じる焼肉屋、
「びっくり亭本家」に行きました。
焼肉の「びっくり亭」は、福岡市に6店舗ありますが、
いずれも、天神や博多駅前等の中心地には出店していません。
「びっくり亭本家」の場所も、南福岡と言う駅の近くで、
周りは、所謂、住宅地でした。
(博多駅から、ローカル線に乗って行きました。)
観光客と言うよりも、地元の住民に限定して、
愛されているお店なのでしょう。
(あまり、観光客用のガイドでは、
紹介されていないようです。)
まさに、地元密着型と言えます。
入店したのは夕方だったのですが、殆ど満席の状態で、
なんとか、カウンターに空席を見つけ、座ることができました。
それでも、食べている内に、お客さんがどんどん増えてきて、
やがて、店の外にまで行列ができたのには驚きました。
その場で食べる人が殆どですが、
持ち帰り(テイクアウト)を頼む人も、結構いました。
厨房の中は、若い男性店員ばかりで、
鉄鍋に、次々と、材料の肉や野菜(キャベツ)を投入しています。
とても活気がありました。
メニューの中から、焼肉の1.5人前(税込1150円)と、
ご飯の大(税込200円)を注文です。
(全部で、税込1350円です。)
ご飯を頼むと、味噌汁も付いてきます。
焼肉は、肉とキャベツがセットになっていて、
一緒に焼いた物が、熱い鉄板に乗って出てきました。
キャベツが香ばしく焼かれていて、
甘みもあり、コリコリした食感で、とてもいい味です。
肉の方は、やや硬めでした。
角材を短く切ったような棒が、テーブルに置いてあって、
これは、鉄板を斜めにする為の道具だそうです。
(鉄板の片側に、この角棒を敷くのです。)
すると、油分が片側に寄ってくるので、
そこに辛味噌を付けて、つけ汁を作ります。
この油に、肉やキャベツを漬けながら食べると、
更に、美味しさが増すようでした。
(ピリ辛味が、なんとも言えず美味しいです。)
肉とキャベツが一体となり、実にいいコンビネーションです。
ここでは、肉よりもキャベツが好きと言う声もあるようです。
なんだか、わかるような気がしました。
キャベツが主役で、キャベツを美味しく食べさせる為に、
肉がいると言う感じです。
野菜の旨さを、ここまで引き出すなんて、
心から感動しました。
長年研究して、この組み合わせ(配分)になったのだと思います。
コスパも抜群だし、この店は実にいいなと思いました。
(人気の理由も、よくわかります。)
量もたっぷりで、心から満足しました。

びっくり亭本家
福岡県福岡市博多区寿町2-8-12
TEL (092)571-0692