身近で親しみやすい素材ばかりが使われますが、
その組み合わせ方や作業の工程、スパイスの種類等によって
実に様々な味に仕上がります。
世に一万店のカレー屋さんがあれば、
その味わいは一つ一つ違うものになるでしょう。
そういう意味で奥深い料理だと思うし、
「食べ歩き」の対象としては、まさに秀逸だと思います。
そういう理由付けをしながら、たまにはカレーを食べたりします。
(でも、理屈もさることながら、食べて美味しいからという単純な理由もあります。)
そんな中で、神保町の「櫓(やぐら)」は、僕の大好きな店の一つです。
本格的なインドカレーを、とてもリーズナブルな価格(ランチのセット)で
出してくれます。
バングラデッシュ出身のマスターがとても気さくで
店の雰囲気も、なかなかグッドです。
ここでカレーを食べていると、
カレーも本来、家庭料理なんだなとつくづく感じます。