誰がにもよるが何を視ているかの力こそ・・・ | 遠藤雅大 エンマサ サッカー人語

誰がにもよるが何を視ているかの力こそ・・・

重要だ。ボール競技において、ボールを保持している選手は一人であり、時に誰もいない。
ボールを如何にしてゴールの中に置いてくるか!
ボールを保持していない多くの敵・味方選手の攻守の動き方は勝敗に大きく影響するし、その時間はボールを保持している時間よりはるかに長い。
また、人と人の精神状態まで感じて観る事が出来れば、観る楽しさはプレーする楽しさへと変わる力ともなり、観戦の仕方は格段に変わると考える。スポーツの特徴にもよるが、野球のように休みがこまめにあるもの、サッカーのように休み方が野球とは違い、1回の休みまで動き続けるものとでは、何をみるかにもよるが、視方は難しくも退屈にも楽しくもなる。
しかし、その観戦者の視る力のレベルが高い国は、やはりそのスポーツのレベルにも関係し高いと思う。何を視るかとは、その国の国民性にも関係し、歴史の伝統・伝承の大切さを物語る。
私達の国、日本のサッカー界はどうであろううか!
今一度、議論するべくテーマのような気がしてならない。