男女の縁(えにし) | 夫婦円満生活アドバイザー@藤本卓のブログ

男女の縁(えにし)

やっと会社の昨年度売上の締めが完了しました。

おかげさまで、滑り込んで目標達成! ホットしています。グッド!

と、思ったら明日が勉強会の日でした~!叫び


明日もがんばりますビックリマークグー


最近、偶然読み始めた時代小説で、1991年津本陽著の「柳生兵庫助」。


夫婦円満生活アドバイザー@藤本卓のブログ-柳生兵庫助

剣術の話ばかりかと思いきや、技や心構えなどの剣術の極意は案外ビジネスマンにも通じる記述が多くあって、楽しみに読んでいます。


そのなかで、夫婦関係の記述があったのでご紹介します。

男目線だ!と言われれば、その通りなんですけど、私には、心にしみて共感できる文章です。



以下、原文のまま


 世の中に男女の縁(えにし)ほど奇しきものはない。気のあわぬものどうしが、日夜いさかいをしつつも、出世していくこともあれば、蜜のように甘やかに慕いあう夫婦が、世渡りに芽が出ず下り坂の一生を送る場合もある。


 亭主の長所を賢明に見てとって、その行手をあやまらぬよう、才をのばさせようとこころがける女房は、まれにしかいない。


 そのような女と結ばれる男は、このうえもない幸運を得たことになる。かしこい女は愛する男にさからわず、支配されるのをよろこぶ暮らしを送りつつ人生の重大な岐路にあたっては、男に決断をあやまらせない、よい影響を与えるものである。