内蔵は特定の筋肉も硬くします。
それは、内蔵ストレスを発散させるため。
少し前の夕方の情報番組で、サラリーマンがストレスの解消するために、皿を壁に投げつけたり、バットで物を好きなだけ叩いてもらい、スーっとウサを晴らしてもらう、そんな映像を見ました。
何かにあたると、スッキリします。なんでですかね?
家族間でもイライラしている夫や妻が家族にあたる場面はよくあります。
ストレスもエネルギーなので、一つの所に留まらずに何処かに向おうとします。
内蔵も、ストレスのエネルギーを何処かに昇華させる事で、ネガティブなエネルギーを溜めないようにしています。
その役割を筋肉が受け持っているのです。筋肉が縮むエネルギーが、ストレスエネルギーの発散でもあったりするのです。
ここで内蔵と筋肉の関わりを、キネシオロジーから引用すると
肝臓→大胸筋、菱形筋
胆のう→膝筋窩
心臓→肩甲下筋
小腸→腹直筋、大腿四頭筋
脾臓膵臓→広背筋、上腕三頭筋
胃→肩甲挙筋、大胸筋鎖骨部
肺→全鋸筋
大腸→大腿筋膜張筋、大腿二頭筋
腎臓→大腰筋、梨状筋
膀胱→脊柱起立筋、前脛骨筋
例えば、冷えは腎臓と膀胱にたまります。
もし腎臓が冷えなどのストレスを受けると、そのストレスを膀胱の経絡に流すか、関連筋肉を硬くすることで、ストレスエネルギーを発散させます。
腎臓は骨盤を構成する筋肉、特に梨状筋が硬く筋肉なります。そのために筋肉が硬くなることで、坐骨神経痛の誘発される事が非常に多い。
腎臓と膀胱はなんと言ってもホッカイロで温めるのが1番。
凝りは、内蔵を守るはけ口にもなっているので、経絡の作用と両睨みでみます。
内蔵をゆる〜くマッサージしたり、手をただただ当ててヒーリングしてみましょう。