近くの書店で売り上げベスト10に入っていた本がとても気になり購入しました。
「103歳になってわかったこと」篠田桃紅 著
です。
103歳でまだ現役で活躍されて世界でも尊敬されている美術家の篠田桃紅さんが書かれたものです。
本の帯に写られているお姿からもとても素敵なオーラを感じられます。
103歳になられた篠田桃紅さんは言われます。
「百歳を過ぎて、どのように歳をとったらいいのか、私も初めてで、経験がありませんから戸惑います。
九十代までは、あのかたはこういうことをされていたなどと、参考にすることができる先人がいました。
しかし、百歳を過ぎると、前例は少なく、お手本もありません。
全部、自分で創造して生きていかなければなりません」
と語られます。
確かに百歳を超えるというと少ないかもしれません。
またそれらの参考本はないに等しいかもしれません。
やはり百歳になられた人たちが自分で考え生きていかなければなりませんね。
篠田さんはご家族もなく長い間お一人で生活されてきています。
彼女は一度も結婚をしないで二十四歳で実家を出てから、ずっと今まで一人で生きてきてみえる強い女性です。
すべて一人でなんでもされているようです。
そして、凄いと感じるのは
その年齢でも今だに墨を用いた抽象表現主義者として第一線で活躍されていることです。
なんかとても憧れますね。
自分たちにも可能な気がします。
本当に素晴らしい先輩、
そして
見本的な生き方だと思いませんか？
本を読ませていただいて感じたのは
やはり長生きできるだけのお考えをお持ちだなと感じました。
とても柔軟性のある考え方をお持ちで、これしかないと決めつけない生き方をされています。
また
完璧にできなくたっていいというスタンスも参考になります。
そして
人がいかに幸福になれるかは
「この程度でちょうどいいと思えるかどうかにある」
と言われています。
また
「運命の前では、いかなる人も無力。 だから、いつも謙虚でいる」
ともアドバイスもされています。
その他にもいっぱい参考になることを言われています。
また機会あれば103歳の大先輩からのアドバイスを読んで参考にしてください。
このブログを読んでいただいたあなたにたくさんのいいことが起こりますように。
お勧め本
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