この病気(=高安病)になってから自分の「自尊感情」がすごく低くなった気がしています。
この「自尊感情(self-esteem:セルフ・エスティーム)」とは、
(1)自分自身を価値ある者だと感じる感覚。自分自身を好きだと感じること、自分を大切に思える気持ちのこと。自己肯定感と訳されることもあります。
(2)自信と言っても良いでしょう。ただし自尊感情は、単に人より優れているという感覚とは違います。
だそうです。
「逃げ恥」のドラマで、平匡さんの性格をみくりさんが指摘していた言葉で知りました。
 
継続してやってくる頸動脈と鎖骨への激痛に心までもボロボロにされながらも毎日の通勤をし、でも、仕事上のミッションは何とかやりきる為に(本当は体には無理なのかも知れないけれど)残業や週末の仕事をすることで症状を悪化させているかもしれないという「全然理屈に合わない毎日を送っている自分自身に対する一種の不信感(?)」にさいなまれてます。
又、健常者の時の様なパフォーマンスが出せなくなっている自分に頭では納得しているものの心では認められない部分もあって。。。
でも、この世の自然の美しさ、音楽の音色の素晴らしさ、絵画の色の繊細さに以前よりももの凄く感覚が鋭くなってきている自分も有り、情緒的にアップダウンがある人になってしまっています。
 
全てを病気のせいにはしたくない。
こんなダラシナイ人のままでは自分を生んで育ててくれた両親に、そして、この日本を作り上げてきてくれた数えきれない程の先人の方々へ申し訳無い。少しでも人の為になることをちょっとずつでもいいからしていきたい。
と強く思います。
 
昨日、「自尊感情」に関する記事をネットで見ていた時に出会った何気ない下記コメントが少し柔らかく心に沁みました。
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「私はダメだ」と思った時
「でもあれは頑張れたよね」と自分に優しい言葉をかける

「私が悪い」と思った時
「でもこんな仕方ない理由もあるよね」と自分の味方になる

「自分が嫌い」と思った時
「でも自分にも良いところはある」と自分を擁護する
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明日から又、前に進みます。
そして高安病の治療の為に新しい病院に行くことにしました。
 
「明けない夜はない」
と信じます。
 
青空