「やっぱり英語をしゃべりたい!」中尊寺ゆつこ | 藍色の傘

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一日中、猫を膝に乗せて、本を読んで暮らしたい。

⠀「やっぱり英語をしゃべりたい!」中尊寺ゆつこ



英語を話せるようになるにはネイティブ(という使い方も実はおかしいとある)の恋人を作るか現地に住めば良い、と聞いたりするが、やはり英語の道はそんなに甘くはないらしい。

「習うより慣れろ」式「体当たり英語」も「聞き流し教材セット」も「ネズミの国の幼児教材」も「中途半端な英語難民」になるだけで、習得に近道はないと。
結局は文法を叩き込んで基礎作りをコツコツやること以外に正しい道はないようだ。

彼女は時代の寵児となり、派手でやりたい放題のお姉さんにしか見えなかったかもしれないが、実は弛まぬ努力と飽くなき挑戦の人であったのだ。

また、英語が話せるようになっても人として空っぽだと内容のない会話しかできない、やはり大人としての自分を磨けというメッセージも根底にあり、外国の人と話す時には常に日本を意識し日本代表くらいの意識を持って臨んでいたのだろうと思われる。



「ですます」と「〜だ」が混在したり、完全な話し言葉になったり、文章として統一感の無いところがあるのは、もしかするともう口述筆記の状態だったのかもしれない。

Japanese Cartoonistとして、まさにこれから世界で活躍するはずだった、2005年1月31日、伝説の人になってしまった。

今は雲の上で、世界中のセレブと楽しくお喋りしているだろうか。




 
 #20050131