これは、自閉症のボクとママの日々の暮らしや、お出かけや旅行など色々な経験をつづったお話です
こんにちは。ボクです。ボクは養護学校の小学部3年生だよ。重度知的障害のある自閉症なんだ。
ボクの学校には、市や、色々な団体の方から色々なご招待をいただくことがあるよ。
例えば、サーカス
とか、サッカー
や野球
の試合、コンサート
など。。
ありがたいことです。
だけど、ボクは人混みが苦手だし、じっとしていられないから、観戦や鑑賞はハードが高くて行ったことがないんだ。。
しかし、とうとうこの間こんなすごいご招待があったの!!
2020パラリンピック観戦ツアー!


視覚、聴覚、知的、肢体、病弱などの障害の方が、どんな配慮が必要か?
という、実際は旅行会社の観戦ツアーのアンケートなんだ。
このアンケートに答えると、観戦ツアーに応募できるんだって!!
これは、一生に一度のチャンスかもしれない!!

観戦に行くには、いろんな困難をクリアしなければいけないけど、ママは思い切ってアンケートに答えて、応募する気満々だよ!
アンケートには、「宿泊、移動に関して、特に配慮が必要な事項があればご記入ください」
ママがボクを連れてでかけるのに、一番困る事は、ママのトイレ
なんだ。
ボクはママと多目的トイレに入ったり、女子トイレの中の男の子用の便器を使ったりできるけど、ママがトイレに入りたいとき、ボクはトイレの外で待っていられない。手を離したら、3秒でいなくなっちゃう。。

さて、困った。。
いつもでかける時は、ボクと大人が2人は必要。。でも、今回のご招待は、本人と介助者1人。

観戦チケット1枚実費で追加とか可能なのか
(悩むママ
)
よくわからないけど、とりあえず懸念される事を記入して提出したママ。
後日、副校長からお返事がありました。
「トイレの件はご心配かと思いますが、ご家庭で対策を考え行かれると、安心してご参加いただけると思います。」
うむ。そうよね。どうしたもんかな。
これはあれか?!いざというときのために、ママがオムツを履いて行くべきか?!
そこまでして行きたいか?!
「でも行くわ!!行きたいのよ!ね?!」
こういう時って、知的障害のバリアフリーって本当に難しいなって思う。
人それぞれで、困り事の内容が違いすぎて、ケアを一括りにできないし、そのケアを見つけるのにだって、家族や周りの大人たちは色々試行錯誤するんだもんな。
知的障害のある人が、家族と安心して出かけられる環境が整う社会になったら、素晴らしいな。
そんな社会になるように、ボクもママも考えていくよ。
そして考えてくださる人もたくさんいてくれる。
ありがとうございます。
そして、
「当たりますように!」
