レッズ レッドワイン [2011] | 直感ワイン!! 

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REDS Red Wine [2011]
レッズ レッドワイン [2011]


今回飲んだのは、
カリフォルニアはソノママウンテンのワインです。


ラベルにもキャップにも

“A WINE FOR THE PEOPLE”

と書かれているとおり、
このワインのコンセプトはそのままズバリ、
「人々のためのワイン」です。



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ラベルには、
“毎日飲む、品がよく、手頃な価格のワインを称える人々”
が描かれており、そのコンセプトを絵で表現しています。


娘はこのラベルを見て思わず、


「なんかデザインが変」


と言っていましたが、
ワイングラスを掲げている人々の姿が
描かれているこのラベルは、
シャトー名や、ワイナリー名、地域名が表示されている
他の多くのワインと比較すると、確かに変わっていて、
ちょっと変かもしれません。


いわゆる“ニューワールド”といわれる国々の中でも、
特にアメリカ、ニュージーランド、オーストラリアといった
国々では、ワインのコンセプトや、
造り手からのメッセージや想いが
ラベルに表示されていることがあって、
飲み手を更に楽しませてくれます。

そしてアメリカのこのワインもそんな中の一つです。


ちなみにこのワインは、
スクリューキャップになる前、コルクが使用されていた時は、
コルクの焼印に「赤」由来のレーニン、スターリン、毛沢東が
表示されていたとか・・・


このワインの名前には、
実は、造り手の思想も表現されて・・・


多分いないでしょう笑




さて、
このワインのどこが

“A WINE FOR THE PEOPLE”

なのでしょう・・・


値段的には、
庶民的、リーズナブルな価格帯のワインです。


では、味のほうは・・・




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飲んで見ると、

なるほど・・・


香りは、
ブラックベリーやプラムといった果実味が主体で、
樽香は控えめ。


味は、
ごくごく普通のジンファンデルらしい味わいですが、
胃もたれしそうなほど濃くもなく、
かといって、決して薄くもない。


行き過ぎたところがなく、
多くの人から受け入れられやすい味・・・


余韻は至って短く、
赤なのにスッキリとした後味で、
料理の邪魔をしない・・・


つまり、出過ぎたところがない。
というのが率直な感想。



Peopleには「大衆」という訳をあてることができます。
つまり、このワインは大衆のためのワインであり、

また、このワインそのものが、

行き過ぎたところがない、”バランスのよい”

大衆的なワインなのであって、

要するに

“大衆のための、大衆的なワイン”

なのです笑




評価:11点/20点
クール度:☆☆☆☆☆☆★★★★
お味  :☆☆☆☆☆★★★★★


(コメント)
消費者としては、造り手の目指すものが
わかりやすい分、非常にとっつきやすいワイン。
もう、ネーミングで勝っていると言っても
過言ではありません笑


(評価の解説)
クール度:ラベルのデザインや話題性で評価
お味  :ビン半分以上を飲んでの絶対評価



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◇ワインデータ◇
REDS Red Wine [2011]
レッズ レッドワイン [2011]
品種:ジンファンデル 44%、カリニャン 31%
プティシラー 25%
カテゴリ:赤・フルボディ
国地域:アメリカ / カリフォルニア
(ソノママウンテン)
生産者:ティエラデヴィナヴィンヤーズ
購入:1,630円(楽天のショップ)
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