ふーむ。
最後に記事を更新してからもう10年以上経ってしまいましたか。
結婚し、子供が3人産まれ、育て、なんやかんやしてると、10年ごときはあっというまです。
若き日に戻りたいという気持ちと、子供たちのこれからを見てみたいという気持ちでは、今となっては圧倒的に後者の方になっているのが最近の私です。
ふーむ。
最後に記事を更新してからもう10年以上経ってしまいましたか。
結婚し、子供が3人産まれ、育て、なんやかんやしてると、10年ごときはあっというまです。
若き日に戻りたいという気持ちと、子供たちのこれからを見てみたいという気持ちでは、今となっては圧倒的に後者の方になっているのが最近の私です。
お仕事が終わったので、ちょっとだけ長崎観光。
長崎はまだ市電が走っていて、庶民の足としては便利便利。
1回120円とか。
しかも、追加料金なしで乗り換えられる駅もあり。
だけど、私は時間がなかったので、ひとまずタクシーで移動する。
ずっと行ってみたかった、大浦天主堂にちょこっと。
入館料の300円を支払って、近くからアップで。
中には素晴らしいステンドグラスと、サンタマリア像が。
250年もの間、隠れキリシタンとして信仰を貫き通してきた人々と、神父との邂逅の話なんかも聞けて、感激。
近くの資料館には、リアル踏み絵。
そして、龍馬伝でも活躍していたトーマス・グラバーの家。
豪邸でした。
思えば、明治維新はたったの150年ほど前なんだナ。
岩崎弥太郎が三菱商事を創り、グラバー商会を吸収して、麒麟麦酒もできて・・・そんな、日本企業の黎明期に思いを馳せてみる。
グラバーさん、コンニチハ!
そして、ここは高台にあって、長崎港を一望できる。
三菱重工の立派な造船所。
とかなんとかやってるうちに、もう帰る時間。
ぐは~。
わずかに時間的な余裕があったので、市電で長崎駅に。
原爆資料館とか、見たかったけどナ。
また今度の機会にしよう。
長崎にやって来ました。
旅行ではなく、お仕事の関係ですが・・・。
諫早は行ったことあるけれど、長崎は初めて![[みんな:01]](https://emoji.ameba.jp/img/user/re/red-tear/3038.gif)
山がちなところで、丘の上にもいっぱい家があるんですねぇ。
長崎港に連れて行ってもらい、海鮮料理をいただく。
海を見ながらのお食事。
いいねいいね!
刺し盛り!
ベーコンと茹でた脂身と、右には刺身がありますねぇ。
なかなか刺身は食べられないけど、美味しかったナ。
あとは、まだ活きてるイカとか。
海の幸よ、ありがとう
こんばんは~。
今日からしばらくは博多に出張でして。
とりあえずはホテルの近所の料理屋に足を運んでみました。
博多に来るのはまだ5回目くらいなので、いま一つ分かってませんが。
海鮮料理は美味しいですねぇ^^
クエやイカも美味しいのですが、今日は生まれて初めて、アナゴの刺身をいただきました。
アナゴの場合、かなり足が速いので、〆てからすぐに食べないと臭みが出てくるんです。
一般的なお寿司屋さんで出てくるアナゴは、かなり臭みがあって苦手なので、馴染みのお店でしかアナゴは食べないんですが~。
今日のは臭みは全くなく、美味しかったよ!
アナゴを刺身で食べると、歯応えがコリコリとしてて、初体験 #・v・#
なかなか食べられないから、嬉しかったよ!
(お仕事関係の人がいたので、写真撮れなかった・v・;)
そして、まだ早いけど寝ま~す。
ここのリゾートの周辺には街も何もないので、お食事はホテルの中でとることになります。
フランス料理っぽいキュイジーヌもありましたが、私はタイ料理が好きなので、もっぱらタイ料理で攻め通しました。
レストランの外のテーブルをチョイス。
これ、レッドカリーなのかな。それとライス。
ソフトシェルクラブのプー・パッポン・カリー。
カニと卵のカレーです。
日本だとなかなか食べられないメニューの一つなので、タイに来ると2日に1回くらいはオーダーします。
エビのスープ。
トム・ヤム・クンの白い版みたいな・・・。
ビール2杯入れて、これでたいだい1,800バーツ(約6,000円)。
朝食も同じ店なんですが、ボリュームが・・・。
ドカーンっと、タワーで来る。
上段に、前菜としてハム、野菜など。
中段はお菓子っぽいパンやケーキ。
下段はフルーツ。
通常は、これで2人前だと思うのですが、私のように1人で来る者にも同じ量が出てくる。
さらに、メニューの中から2皿を選択するんですと。
ジャパニーズ・スタイルの卵焼きを頼んでみました。
醤油をつけて食べるみたい。
まぁまぁ・・・でした。
次の夜~。
イカ。 くコ:彡
チキンのグリーンカリー。
トム・ヤム・クン。
ビール2杯入れて、2,000バーツ(約6,700円)也。
あかん・・・食べ過ぎだわ。
そして、次の日の朝食も、前日に増して豪快。
左に、甘いもち米とマンゴーのお菓子がある。
これ、甘いココナッツミルクを掛けて食べるんだけど、大好物なんだナ。
タワーを上から。
さらに2品選ぶので、今回は
タマゴ麺と、メキシカン・オムレツにしてみました。
美味しかったよ^^







どうも、ご無沙汰してま~す!
前回のヨーロッパ旅行の話から、だいぶ時間が経ってしまいましたね。
あれから私を取り巻く環境はだいぶ変わり、ゲームをやったりブログを書いたりする時間がめっきり減ってしまいました。
今回はゴールデンウィークということで時間ができましたし、記事を更新してほしいとの声もいただきましたので、ちょっくら書いてみます。
最近はどういうわけか、仕事関係やお付き合いで海外に行く機会が増えました。
ここ1年ではバンコク2回、ジャカルタ、ミュンヘン、パリ、上海周辺、グアム2回。
プライベートでは、2泊3日で台湾に1回行ったくらい ・v・;
先日からは、お付き合いで3回目のバンコク訪問です。
ただ、今週はゴールデンウィーク。
日本は4連休なので、なんとかこれを利用したい。
そこで、私だけプーケットまで足を伸ばすことにしました。
2日間だけの休憩~♪
プーケットのとあるリゾートに宿を取り、バンコクのスワンナプーム国際空港からプーケットへ。
バンコク・エアウェイの出発が30分遅れたことを除けば、すんなりとプーケット空港に到着^^
タクシーにホテルまでの値段を聞いてみると、600バーツ(約2,000円)だという。
そんなにかかるハズないんだけどナ・・・実際は200くらいでしょ?と思いつつ、面倒なのでOKする。
そして、タクシーでホテルに向かい、チェックイン!!
ホテルのフロント係は、皆英語が堪能。
ぐぅ・・・タイ人に負けてるナ・・・などと思いつつ、チェックイン時の説明を聞く。
半分くらいしか分からなかったけど・v・;
そして、小島よしお似のタイ人に部屋に案内される。
入ってみると、
おお!!
部屋の目の前がプールのメゾネット。
バルコニーからそのままプールに降りられる。
そういえば、プール付きの部屋を頼んだのだった^^
ここの棟の8部屋だけのためにある、プライベートプール。
40メートルくらいあるのかな。
見晴らしも良く、木々の向こうには海も見える。
早く泳ぎたい~!!!
だけども、待てど暮らせど荷物が来ない。
20分くらいは待ったかしら。
レセプションが近かったので、様子を見に行ってみると、まだ私の荷物がフロント横に。
「それ、私の荷物だから持って行くよ?(英語)」
と言ったものの、なぜか拒否される。
なんで?
「あとで持って参りますから・・・(英語)」
などと言っている。
もしかして、チップを稼ぎたいの?
「いいから、よこしなさい!」と荷物をふんだくって、部屋に持ち込む。
やった~!!これで泳げる!!
早速水着に着替え、誰もいないプールを満喫する。
まぶしい太陽。日差し、強すぎ。
肌がジリジリ焼ける感覚。
それを冷やす水。
ああ・・・気持ちいい。
ひとしきり泳いで部屋に上がると、なぜか電話が鳴っている。
出てみると、女性の声で、
「今からボーイがお伺いしていいですか?」
え?
はぁ。
ご自由にどうぞ。
そして、電話を切った瞬間に、ドアをノックする音。
水着のままでドアを開けると、小島よしおが立っている。
そして、
「お部屋のご用意ができましたので、お迎えに上がりました。」
などと言っている。
あれ?
「ピヨ~ン」はやってくれないんだ・・・なんてことが一瞬頭をかすめたけれど、それよりも、
え?
この部屋じゃないの?
なんだ・・・ガッカリ。
いい部屋なのにナ。
そういえば、部屋に案内される時に、
「・・・your room ・・・ change ・・・」などという単語が聞こえてたナ。
つまり、チェックインの時の会話を思い起こしてみると、
「ご用意しているお部屋の準備が整っていないので、準備が整うまでこの部屋をお使いください」
という意味だったみたい。
だから、荷物がフロントにキープされてたのね。
勘違いしてたわ・・・。
自分の英語力のなさが、情けなくなる。
仕方なく着替え、そこからさらに遠くの部屋へ案内される。
なんでこんな遠いトコ? ああ・・さっきの部屋が良かったナ~。
と思いつつも、よしおに付いて行くしかない私。
道すがら、
「プーケットにはお一人で?」
と、なぜか2回も聞かれる。
ええ・・・。そうですとも。
放っといてください。 ガク OTL
すると、目の前に現れるモノモノしい扉。
よしおはニコニコしながら、
「Welcome to your room!!」
とババッと扉を開ける。
は?
何?この部屋!
ちょっ・・・デカすぎでしょ @@;
ベッドルームとバス・トイレ、リビングが2つずつ。
お風呂は、どっちもジャグジーが付いてるね。
そして、どちらからも、外が見える~♪
キッチンもある。使わないけど・・・。
これ・・・200㎡以上あるネ。
こんなに広い部屋、必要ないんですが(汗。
何かの間違いじゃないですかね~。
2人用くらいの部屋を予約したつもりだったんですが。
1人じゃあ、この半分の広さも使いませんよ?
だから、シキリに1人で来たのかを聞かれてたのね・・・。
これ、1つのリビングだけで30畳くらいはあるナ。
なんちゅう巨大な部屋。
そして目の前には、小さいけれど私だけのためのプール。
これはイイね!!
誰からも見られることなく、堪能できますわね!!
水着、着なくてもいいかも・・・。キャー
と・・・まあ、昨日はこんなスッタモンダがありましたとサ。
なんとか無事に帰国しました。長い旅でした。
日本に帰ってきて思ったのは、
太陽が高くて天気が良いこと、昼は結構暖かいこと、そして、とっても静かだということ。
海外は、なんだか公共の場でうるさく話している人が多いし、電車内で携帯電話は当たり前。
嫌な感じでした。
その点、日本人は他人の迷惑をよく考えるとか、遠慮するとかいう文化があるので、そういう公共の場での居心地は良いかもしれません。
ところで、今までを総括する意味で、去年までに行ったところも含めて、行って良かったところをランキングにしてみました。
当然ながら、まったくの主観と偏見によるものです。
食べ物が美味しかったところランキング(赤字:今回、青字:それ以前)
1. イスタンブール(トルコ)
2. パリ(フランス)
3. ミラノ(イタリア)
4. フィレンツェ(イタリア)
5. 香港(中国)
6. ハンブルク(ドイツ)
7. アムステルダム(オランダ)
8. ミュンヘン(ドイツ)
9. ブリュッセル(ベルギー))
10. ナポリ(イタリア)
これって、どの店に入ったかでだいぶ変わってしまうと思うんですけど。
まあ、庶民的な店を想定した、とりあえずの順位ということで。
イスタンブールは、やっぱり野菜が美味しかったですねぇ。
野菜だけで満足できるので、とってもヘルシーです。
もちろん、肉や魚も美味しいですし、パンもサイコーです。
ただ、香辛料が結構キツイので、受け付ける人と受け付けない人がいるかも。
かく言う私も、トルコで香辛料のついた羊(ラム)を食べすぎて、ちょっとラムが苦手になりました。
パリは何でも美味しいですし、結構手が込んだ料理も出てくるので、まあ2位ということで。
イタリアが上位に来ているのは、私はパスタが好きだからです。それに、ミラノとフィレンツェは肉の煮込み料理が抜群に美味しい。
中華も好きなので、香港も上位に来てます。
ハンブルクは、魚が美味しかったですねぇ。
アムステルダム、ミュンヘン、ブリュッセルはビールが格段に美味しいし、食べ物は大抵のものが美味しい。
ビールに限って言うと、ブリュッセルが最高でした。
文化遺産(建造物、絵画など)が素晴らしかったところランキング
1. ローマ(イタリア)
2. イスタンブール(トルコ)
3. パリ(フランス)
4. ベルリン(ドイツ)
5. マドリッド(スペイン)
6. アムステルダム(オランダ)
7. ウィーン(オーストリア)
8. ブリュッセル(ベルギー)
9. フィレンツェ(イタリア)
10. デン・ハーグ(オランダ)
ローマは古くから栄えた都市で、歴史的遺物は凄いことになっているし、美術品も物凄いのでダントツで1位です。
イスタンブールも古くから栄えていたので、かなりの遺物があります。
パリはルーブルやオルセーといった美術館があり、ここのコレクションは凄まじいです。
ベルリンには絵画館や博物館島があり、特に古代からの出土品も含めると素晴らしいコレクションがあります。
その他は甲乙付けがたいところなんですけど、美術品の充実度から見るとだいたいこんな感じなんでしょうか。どこも国立ないし王立の美術館が充実しています。
自然や都市の景観が素晴らしかったところランキング
1. ローマ(イタリア)
2. カッパドキア(トルコ)
3. ヴェネツィア(イタリア)
4. イスタンブール(トルコ)
5. ブルージュ(ベルギー)
6. アムステルダム(オランダ)
7. トレド(スペイン)
8. ハワイ島
9. モナコ
10. フィレンツェ(イタリア)
ローマは都市としても素晴らしい眺めです。
カッパドキアは、この世に一箇所しかない絶景でした。
ヴェネツィアは歴史ある海上都市として、他に類を見ない都市だと思います。
イスタンブールは、モスクと街とが一体となって美しい景観を作り出しています。
ブルージュというのはブリュッセルの北部にある街なんですが、歴史ある煉瓦造りの町並みは素晴らしいものでした。機会があれば、その時の記事も書こうと思います。
アムステルダムも、長崎にあるハウステンボスみたいな感じで美しい。
トレドは自然の絶景と都市がうまく組み合わさった、すごい眺めでした。
ハワイ島は、自然の猛威というか、活力を間近で体感できるという意味で素晴らしい。
モナコやフィレンツェは、煉瓦色の街並みが統一されていて、綺麗です。
住んでみたいところランキング
1. ホノルル(ハワイ・オアフ島)
2. パリ(フランス)
3. ミラノ(イタリア)
4. ローマ(イタリア)
5. バルセロナ(スペイン)
6. マドリッド(スペイン)
7. ミュンヘン(ドイツ)
8. ウィーン(オーストリア)
9. ベルリン(ドイツ)
10. アムステルダム(オランダ)
ハワイはこの世の楽園だと思うので、やっぱり1位になっちゃいますねぇ。同様の理由で、沖縄もこのランキングに含めるとしたら、結構いいとこに入って来ます。
ハワイで暮らしたら、どんな生活になるんだろう。
平日はのんびりと仕事して、夕方は海へ。海を見ながら夕食。週末はゴルフ。サイコーだw
アムステルダムは、「地球の歩き方」での注意を促す記述があまりにも多かったので、私の中では犯罪都市のイメージでした。
ほとんど、バットマンに出てくるゴッサムシティーのイメージ。
だけど、実際はそんなことなかったですねぇ。当たり前か。
私は都会っ子なので、ある程度の大都会がいいかなぁ。住むのに便利な交通機関や商業施設が発達していて、物流が充実していて何でも手に入るようなところに住みたい。
もちろん、食べ物は美味しいところで。
はい、分かってます。
わがままです。
もう一度行きたいところランキング
1. ローマ(イタリア)
2. ホノルル(ハワイ・オアフ島)
3. パリ(フランス)
4. トレド(スペイン)
5. ナポリ(イタリア)
今回の旅行で行ったところは、ランキングに入って来てません。
たぶん、十分な時間を取って滞在できたからだと思います。
またしばらく経ったら行きたくなるかもですけどね。
ローマ、ハワイ、パリは何度行っても良いものだと思います。トレドも、あの絶景をもう一度見てみたい。
ナポリは、そこを拠点にしてアマルフィ海岸やカプリ島に行ってみたいので。
このほかのところですと、今気になっているのはクロアチア。ドブロヴニクというところが、素晴らしく美しい街のようです。
あとは、ハードル高いですけどヨルダンですね。ここにもペトラという素晴らしい遺跡が。
エジプトも行ってみたいし、シンガポール、タイ、ベトナム、インドネシア、フィリピンあたりの東南アジアもいいな。
ロシアも行ったことないし、イギリス、スイス、東欧もない。アメリカ本土や南米は、今のところ興味ナシ。
ぬぅ・・・これみんな、行けるかなぁ。
行けるといいな。
いや、行くのだ!為せば成る!
とりあえず次回は・・・韓国か東南アジアかな。
お休みの時期が終わったので、これからは気が向いた時の更新になります。
今までありがとうございました^^
今日は市立近代美術館とファン・ゴッホ美術館を回ろうと思ってたんですけど、なんと近代美術館のほうは改装工事で閉鎖中。
仕方ないので、ゴッホのほうだけ行くことになりました。
ここはゴッホの遺族のコレクションをフィンセント・ファン・ゴッホ協会が買い取ったもので、世界有数のゴッホ作品が一堂に会しています。
私はゴッホの作品を少しばかり理解しているつもりだったんですが、ここに来てもう少し理解を深めることができたように思います。
ゴッホが画家として活躍したのは1880年から1890年のわずか10年間。
その短い期間の中で、常に絵画技術の習得に努め、他の画家の良い所を取り入れ、自分にしかできない表現方法を模索してきました。
併せて、住む所やモデル、テーマが次々と変遷しており、作品を鑑賞するに当たっては、どの時期に描かれたものか、その頃ゴッホは何をしていたのか、ということを理解しておくことが大切だと思いました。
美術館では、おおむね年代ごとに作品が展示されているほか、ゴッホに重要な影響を与えた絵画も併せて展示してあるので、このあたりを理解しながら鑑賞することができます。
美術館内部の撮影はできなかったので、作品のご紹介はネットで拾った有名作だけ。
これはゴッホの意欲作で、暗闇の中での色彩を表現しようとしたものです。
まだまだ絵画技術の向上に努めており、自分の作風というものを試行錯誤している段階でした。
この絵の制作のために、農民をモデルとしたいくつものデッサン、習作を描き、準備を進めてきました。
そして、ごつごつとした農民の体や手つき、疲れた顔、決して楽しい食卓ではなく、ほとんど義務的に食事を摂っている様子を表現することに成功しています。
「桜咲く梅の木」(1887年)。
「雨中の橋」(1887年)。
いずれも、日本の浮世絵を模写したものです。
それぞれ、歌川広重の「亀戸梅屋敷」、「大はしあたけの夕立」の模写です。
この頃は、パリの印象派にちょっとした日本ブームが起こっていて、モネやドラクロワなどは日本の浮世絵にインスピレーションを得ていたようです。ゴッホも積極的に日本の絵画技術を取り入れようとしたようです。
構図はオリジナルを真似ていますが、色使いやタッチにはゴッホらしさが出ていて面白い。
短い筆致と様々な色の組み合わせは、スーラの影響です。
この線の集合体がひとつの絵を作り上げ、また線の方向性が輪郭や雰囲気を作り上げています。
画家としての技術が磨かれ、自信が表れているように思います。
線を完全にコントロールしているような落ち着きが見え始めました。
「ひまわり」(1889年)。
もはや、画家として完全に突き抜けた個性を発揮しています。
乱暴に絵具を塗りたくったような、花弁のタッチ。なんだこれは!
だけど、それが何とも言えない味を醸し出しています。
この頃は精神病院に入院していた頃でした。
それなのに、この生き生きとした花の造形。
本当に素晴らしいです。
私が特に好きなのは、1888年~90年のものです。この頃のものこそが、ゴッホの最大の持ち味を出しているように思うのです。
ゴッホは、絵画技術的には未成熟かもしれません。デッサンは必ずしも上手いとは言えないように思います。
だけど、ゴッホの絵を前にすると、ミレーもドラクロワもレンブラントもルーベンスも吹き飛んでしまうのです。
これでいいじゃないか!と思えてくる。
不思議なものです。
そして、時間が余ったので、アンネ・フランクの家にも行ってきました。
今はこんな立派な建物が、アンネの家を覆っています。
内部は残念ながら撮影不可なので、言葉で説明しますと・・・。
壁面には、ところどころにアンネの日記からの抜粋(オランダ語と英語)が。
その言葉の一つ一つが、感動や共感を呼ぶという演出になっています。
1階と2階は父オットーのオフィスになっており、表向きはここでジャムの材料やスパイスを売る会社となっていました。
そして、急な階段を登って3階に行くと、突き当たりに本棚があります。
これです。
この本棚をずらすと、後ろに扉が出現。
そこから先が、裏の家になります。
狭い戸を抜けて奥に入ると、3階と4階には4~5部屋プラス屋根裏部屋があったと思います。
台所や水洗トイレもあり、ここにアンネ一家4人と別の一家3人、歯医者の計8人が暮らしていました。
アンネは裏の家で2年間を暮らし、その間一歩も外に出られない状態。
隠れ家があることは表の会社に勤める従業員には秘密になっていたので、昼間は物音をたてることができず、トイレにも行けない(水を流せない)生活です。
物資も不足していたので、食料や下着類などは最低限の量でした。
年頃の娘が、なんということ・・・。
1944年8月に、一家は密告によりゲシュタポに踏み込まれ、収容所送りにされてしまいました。
父オットーを除いて生還することはできず、衛生状態の悪い収容所で息を引き取ることになります・・・。
将来は著名な作家になりたいという夢を持ち、この戦争が終わったら全ての人々が平和に暮らせることを願ったアンネ。
いつでも理想と夢と明るさを捨てずに暮らしてきました。
その生活を垣間見て、健気に生きるアンネの言葉を読み、私の涙腺はちょっと痛くなってきました。
なんという狂った時代か!
そして、アンネの日記は父の手によって出版され、今や世界60カ国語以上に翻訳され、アンネ・フランクの名は誰もが知ることになりました。
著名な作家になるというアンネの夢は、不本意かもしれませんが、別の形で叶ったのかもしれません。