ライブに行くこと
ライブが行われること

ある時突然
それが
全く出来なくなるという
時間を過ごして

ライブが開催される
ということ

そして
ライブに行ける
身体の状態と
その環境が今
私にあるということ。

そのことを
ありがたく思う。

ライブが終わって
美和ちゃんが
またね、またね、って
涙ぐみながら
何度も言葉にする
姿を見て

今まで何度も
ライブで聞いてきた
またね、の言葉が
めっちゃ重みがある
ひとことに聞こえて
一緒に泣けてきた。

それまで当たり前
と思って
過ごしてきた日常が
一変することを
経験した今

またね、に
いろんな感情が
含まれている気がして

また来年も
絶対ライブ行きたい
ドリのお二人に会いたいと
強く思った。

今回は私にとって
4回目の
ワンダーランド。

演出もダンスも
毎回ほんとに素敵で
かっこいいし

今回もいっぱい笑ったし
一緒に歌ったり
踊ったりして楽しかった。

前回までは
楽しいー!っていう
感情だけで
満たされてたけど

今回は
それだけじゃなくて

美和ちゃんの声が
心の細胞に
染み渡ると言うか

生で聴く
歌う声
楽器の音って

自分でも気づいてない
心の中の傷
みたいなものを
癒すお薬みたいで

声や音が持つ
その魔法に包まれて

私に身体に
とっても優しくって

それから
またね、の言葉に
感情が溢れて

ワンダーランドの
ライブで

この数年の世界の
大きな変容と
自分自身の心の変化を

ようやく冷静に
受け止められるように
なったのかもしれへんと
思った。

アーティストの方々も
自分自身も
一つずつ年齢を
重ねていく。

自分が
どんな自分で
何を大事にして
どんな時間を過ごして
これから
生きていきたいのか。

今回、久しぶりに
声を出して
一緒に歌って

会場に響き渡る
観客の歌声と
美和ちゃんの声が合わさる
その空間に

今までは
感じたことがなかった
美しさとあたたかみを
感じた。

人生のほとんどの時間を
受け身で生きてきた
私やけど

時にははしゃいだり
泣いたり
怒ったり
落ち込んだりしながら

それでも思いっきり
心から笑える時間を
過ごしていけるように

毎日の暮らしの中の
目に見える
自分の世界を
これからもっと
愛おしく思えるように

当たり前ではない
毎日の時間を
大事に丁寧に
過ごしていきたいなって。

半径2メートルの
身の回りのことを諦めずに
引き続き
地道にやってく。

そしてこれからも
ライブに
行き続けられるように

リアルで
大好きな人達に
逢いに行けるように

私の居場所、
自分自身の手で
創りこんでいこう。