アルペジオのハルナは取舵いっぱい① | 自由に楽しく大雑把にプラモデル

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感性の赴くまま楽しくプラモデルを作っています。
大雑把な性格なので、超絶作品は来世で作ることにしています。


アニメ "蒼き鋼のアルペジオ"に登場するメンタルモデルは個性的で魅力的なキャラクターが多いですが、僕は中でも"ハルナ"が最も好きです。



【メンタルモデル:ハルナ】


画像は公式HPより拝借しました。

登場時は感情表現の薄いキャラクターでしたが、横須賀で主人公らのイ401に敗れて蒔絵と出会い、そこから徐々に人間味を帯びていきます。

トレードマークの黒いコートを剥がされると弱々しくなったり、逆にコートを着た時のシャキーンモードも、名ゼリフの「かんにんしてつかぁさい」にもツボります。

一見すると冷静沈着なように見えますが、人間らしさを形成する中で徐々に霧の艦隊への不信感やメンタルモデルがどうあるべきかを考えるようになり、また友達である"蒔絵を守る"ことには誰よりも強い思いを秘めているなど、芯の強さと優しさを持つキャラクターです。


ハルナは、アルペジオ劇中の敵対勢力である霧の艦隊に所属する、旧日本海軍 金剛型戦艦3番艦 "榛名"を模した戦艦のメンタルモデル。

改めて調べたところ、その榛名は第二次大戦の開戦時に既に艦齢26年の老朽艦でありながらも改修を重ね、最前線で多くの主要海戦に参加し、損害を受けるも終戦まで生き延びて、解体という形で最後を迎えた稀有な戦艦です。

艦歴を知るだけでテンションが上がります。



そこで、今回は久しぶりに艦船モデルを作りたいと思い、アオシマのアルペジオシリーズ ハルナ(ウォーターライン)をチョイスしました。

"ウォーターライン"タイプは、喫水線以下の艦底部分を省略したモデルで、海に浮かぶ姿を再現でき、洋上ジオラマなんかで使われるようです。

なんとなくアルペジオのハルナが作りたいと思い、よく調べもせずに購入しましたが、後からフルハル(艦底部分も再現されたモデル)タイプも発売されていたことを知りました。

艦船はあまり詳しくなく、強いこだわりはないので、まあいいか。

せっかくのウォーターラインタイプなので、洋上ジオラマっぽい台座の作製にチャレンジすることにしましょう。



今回は空中線を張るために、一度使ってみたかったモデルカステンのメタルリギングを使用したいと思います。

上手く仕上げられるか心配です。



【開封の儀】

箱の中です。

たくさん入っていると予想していたエッチングパーツはひとつも入っていません。

1/700スケールの艦船モデルとしては標準的な構成なのでしょうか?

あまり艦船モデルを作ったことがないので分かりません。



なんともいえない色の船体パーツ。

部分塗装の成型色仕上げにも対応しているということでしょうか?



ディテールアップパーツとしてのレジン製のパーツ。

造形はシャープですが、バリは多め。



バラスト(重り)として鉄板が2枚。

ウォーターラインタイプでキットの底は平らなので、倒れることはないと思いますが、持ち上げた時のズッシリ感を出すためでしょうか?

新鮮な感覚です。



バイナルパターンのデカール。

ブラックライトを当てても光りませんが仕様でしょうか?



以前に作った同じくアオシマのアルペジオ イ401のバイナルパターンデカールはブラックライトを当てれば光りましたが..



組み立て説明書とは別にカラーの塗装ガイド。

これはありがたいです。


"呉海軍工廠標準色"という聞き慣れない塗料が指定されています。

パっと見たところニュートラルグレーでもいいような気がしますが、塗料は150円ぐらいなのでケチらずに購入して、艦船モデルを作っている気分に浸ることにしましょう。



メンタルモデル ハルナのペーパークラフトはコートのあり・なしの2種類です。

金髪ツインテール、クールだけど心優しい、脱ぐとイヤーン、着るとシャキーン、かんにんしてつかぁさい。
ハルナサイコー。

このペーパークラフトは大事に取っておき、棺桶に一緒に入れてもらうことにします(錯乱)。


ということで、今回はアルペジオのハルナを作っていきます。

初めての試みも予定していますが、なんとか形にしたいと思います。


ここまで読んで頂きありがとうございます。

次回もよろしくお願いします。