ジークフリードをバトロイド形態で固定したい③ | 自由に楽しく大雑把にプラモデル

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感性の赴くまま楽しくプラモデルを作っています。
大雑把な性格なので、超絶作品は来世で作ることにしています。


それではVF-31C ジークフリードの塗装工程に移ります。


スーパーパックを装備したマッシブなフォルムなので、重厚感を出すために暗い色から立ち上げていきたいと思います。

また、パーツ数がかなり多いため、手持ちのペイティングクリップが足りないことと、テンションを持続させるため、色別に工程を分けて塗装していきます。



【長い長い塗装作業のはじまり】
後の塗り重ねを考慮して、最初は機体色の多くを占める隠蔽力の低い白色からです。

説明書の指定ではクレオスの1:ホワイトとなっていますが、ピュアホワイトではオモチャっぽくなるので、余っていたクレオスの311:グレーFS36622 ベトナム迷彩色を使用します。



白だけでこのパーツ数..



まずはグレーサフを吹いて..



パネルラインにブラックを吹いてシャドウをかけて..



311をシャドウを残しながら何段階か吹いて..



最後に薄めたものを全体にふんわりと吹いてトーンを整えます。

ハセガワのマクロスシリーズと違って、モールドが深くクッキリしています。



【マ○キングシール】
ここからが地獄のマスキング作業です。

特にデルタ小隊のVF-31 ジークフリードはパーソナルカラーの塗り分けが非常にメンドクサイです。

ただでさえ嫌いなマスキングなのに..


..
...
おや?


キットに付属されているマーキングシールを見ていると、妙案を思いつきました。


キットにはこのマーキングシールと水転写デカールが付属しています。

無塗装でお手軽のシール派・問答無用の塗装派・無塗装だけどマークはデカール派など、様々なスタイルに対応している優しい設計です。


このマーキングシールの粘着力はあまり強くないため、剥がした際に塗膜を持っていかれることもなく、マスキングに利用できるのではないかと考えました。


主翼を例にしてみると、


シールを剥がしてカッティングマットに貼り付けて、赤紫のラインでカットして..



一度パーツに貼り付けて..



切り出した赤紫のラインだけ剥がせばお手軽マスキングの完了です。



塗装後に剥がしてみると、キレイに塗り分けできていて安心しました。


簡単なラインの塗り分けも、

台紙からシールを剥がして、パーツに貼り付けて、シールをガイドにマスキングテープを貼れば完了です。

こういったモールドではないラインで塗り分ける箇所は、直線的とはいえ左右パーツの位置を合わせるのに難儀するので便利です。


無塗装派・塗装派・マークだけデカール派だけでなく、"塗装するけどマスキングは苦手派"にも対応しているに違いありません。

貼ってヨシ!、剥がしてヨシ!な万能シールを付属させるなんて、バンダイさん優し過ぎですよー。



"マーキング"シールと書かれてありますが、実は"マスキング"シールと印刷を間違えたのかもしれません(妄想)。



【終わらないマスキング】
"マスキング"シール(妄想)も活用し、どんどんマスキングしていきます。



パーソナルカラーの赤紫を塗り分けるために必要なマスキング作業です。

なかなか終わりません..



パーソナルカラーの塗り分けが終わり難所を超えることができました。

一部にはみ出しや、配色を間違った箇所がありますが、この程度ならリタッチと簡単な塗り直しでリカバリーできそうです。


今回はマスキングテープ代わりに貼ったシールを剥がした際に、塗膜が剥がれることはなかったですが、シール糊はある程度の粘着力があるため、半乾きぐらいですぐに剥がした方が無難だと思います。


ここまで読んで頂きありがとうございます。

次回もよろしくお願いします。