スーパーパックを装備したマッシブなフォルムなので、重厚感を出すために暗い色から立ち上げていきたいと思います。
また、パーツ数がかなり多いため、手持ちのペイティングクリップが足りないことと、テンションを持続させるため、色別に工程を分けて塗装していきます。
【長い長い塗装作業のはじまり】
後の塗り重ねを考慮して、最初は機体色の多くを占める隠蔽力の低い白色からです。
説明書の指定ではクレオスの1:ホワイトとなっていますが、ピュアホワイトではオモチャっぽくなるので、余っていたクレオスの311:グレーFS36622 ベトナム迷彩色を使用します。
ハセガワのマクロスシリーズと違って、モールドが深くクッキリしています。
【マ○キングシール】
ここからが地獄のマスキング作業です。
特にデルタ小隊のVF-31 ジークフリードはパーソナルカラーの塗り分けが非常にメンドクサイです。
ただでさえ嫌いなマスキングなのに..
..
...
おや?
キットにはこのマーキングシールと水転写デカールが付属しています。
無塗装でお手軽のシール派・問答無用の塗装派・無塗装だけどマークはデカール派など、様々なスタイルに対応している優しい設計です。
このマーキングシールの粘着力はあまり強くないため、剥がした際に塗膜を持っていかれることもなく、マスキングに利用できるのではないかと考えました。
主翼を例にしてみると、
簡単なラインの塗り分けも、
こういったモールドではないラインで塗り分ける箇所は、直線的とはいえ左右パーツの位置を合わせるのに難儀するので便利です。
無塗装派・塗装派・マークだけデカール派だけでなく、"塗装するけどマスキングは苦手派"にも対応しているに違いありません。
貼ってヨシ!、剥がしてヨシ!な万能シールを付属させるなんて、バンダイさん優し過ぎですよー。
"マーキング"シールと書かれてありますが、実は"マスキング"シールと印刷を間違えたのかもしれません(妄想)。
【終わらないマスキング】
"マスキング"シール(妄想)も活用し、どんどんマスキングしていきます。
なかなか終わりません..
一部にはみ出しや、配色を間違った箇所がありますが、この程度ならリタッチと簡単な塗り直しでリカバリーできそうです。
今回はマスキングテープ代わりに貼ったシールを剥がした際に、塗膜が剥がれることはなかったですが、シール糊はある程度の粘着力があるため、半乾きぐらいですぐに剥がした方が無難だと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
次回もよろしくお願いします。