【サーフェイサーのウンチク】
ので、今回は1000を使用。
グレー一色になったプラモデルは見ていると落ち着きます。
昔、ホビージャパンのMOOKか何かで、MAX渡辺大先生がサーフェイサーの効果を説明していました。
細かな傷を埋める・上塗りの塗料の食いつきを良くする・上塗りの色味を揃えるといった一般的な効果の他に、気持ちを落ち着かせる的なことが書かれてあったと記憶しています。
当時は「ホンマかいな?」と疑問に思ってましたが、プラモデル年数を重ねる程にその通りだなと実感しています。
なんとなく塗装前に気持ちがリセットされ、いいコンディションで塗装作業に臨める気がします。
【さくら色】
ソメイティは白とピンクの2色です。
ソメイティの名前の由来である"ソメイヨシノ"のように、このピンクがもう少しさくら色っぽくならないかなぁと感じます。
桜には特別な思い入れがあるので、設定色にこだわらず、自分が納得できる色を模索しようと思います。
花びらは紫がほんのりと混ざったような白っぽいピンクな感じがします。
ただ、このまんまの色ではソメイティのもう片方の白に食われてしまいそうな気がするので、もう少しピンク寄りにしたいと思います。
でもまぁ、イメージはこんな感じだったので、そのまま進めていきます。
【塗り分け】
塗り分けが必要な箇所は頭部とマントだけです。
あぁ、マスキングってメンドクサイ。
いつも写真右のマントみたいに直線的なマスキング作業ならいいんですがねぇ..
箱絵では目の下の赤色はベタ塗りっぽいのですが、少しボカしたりハイライトを入れたりしてみました。
ちょっとでも表情が豊かになればいいかなぁと。
いままでフィギュアはあまり作ったことがないのと、作った時も目は付属のデカール頼みだったので、アイペイント技術は全くありません。
よくネットやYouTubeでアイペイント職人さんの技術を拝見していますが、とても真似できそうにありません。
精進せねば。
【デカール】
オデコのパラリンピックのロゴは、付属のシールは分厚いのと、シールを貼る凹みは既にパテで埋めているので、できるだけ薄くなるようにデカールを作ります。
ハイキューパーツのクリアデカールに印刷したらデカールは出来上がりです。
ハイキューパーツのクリアデカールは、湿らせるとすぐに台紙から剥がれるような気がします。
球体に貼り付けるので、密着するようマークソフターを軽く塗布しました。
このぐらいの段差なら、軽く研ぎ出せばツルツルになりそうな気がします。
【仕上げ】
デカールを貼った部分を研ぎ出します。
クレオスのスーパークリアーⅢを砂吹きし、その後3回ほど重ねてボッテリと吹きます。
しっかりと乾燥させて研ぎ出します。
目はキラキラさせるため、スーパークリアーⅢを目全体に吹き、凹んでいる白のハイライトと下側の赤色部分にガイアノーツのUVクリアジェルを盛ります。
目をマスキングして全パーツにつや消しスーパースムースクリアーを吹いたら完成です。
【完成】
ソメイティの完成です。
淡いさくら色も気に入ってます。
デカールの段差とアイペイントは..
今後の課題にしておきます。
パーツ数の少ない半固定モデルのようなキットで、腕の可動も固定してしまったのでパーツ数はさらに少なくなり、作業はサクサクと進みました。
完成後に写真を撮ったらほとんど作品に触らない僕は、今回のようなパーツ数の少ない固定モデルが向いてるかもしれないなぁと感じました。
この後娘にプレゼントしますが、たぶんすぐに壊れそうな気がします..
コロナウィルスの影響が1日でも早く収束し、来年無事に東京オリンピック・パラリンピックが開催されることを願っています。
みなさまもお体をお大事にしてくださいませ。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。