こんにちは!熊吉です。
国公立大前期入試本番まで残り1週間になりましたね!
もう間近に迫った本番に緊張感が高まっている人ややっと本番かと感慨深い人も多いと思います。
この時期は勉強を頑張ることももちろん大事ですが、ここまでいろいろなものを我慢して、勉強を頑張ってきたわけですから、本番に実力を発揮するための準備を整えておくことも、勉強することと同じくらい大切になってきます。
といっても、実はテスト1週間前の過ごし方については共通テストのときとほとんど変わりません。実力を発揮できる環境を整えるだけです。ただ一部共通テストの時とは過ごし方を変えた方がいい部分もあります。
そこで今回は、共通テスト1週間前の時に紹介した過ごし方をベースにしつつ、国公立大前期入試に合わせた準備や過ごし方について紹介します。
今回の記事を読むことで、入試本番で緊張しないためのテクニックと、それに関連して、最初に問題へ取り組む際の心構えを知ることができます!
ぜひ最後までご覧ください。
緊張を味方につける、1週間前の過ごし方
本番が近づいてくるととにかくソワソワしたり、不安に感じることが多いですよね。
それは誰もが経験する自然な現象です。
緊張は自分がいよいよ本番モードに入ってきたことを表しています。
だからこそ、緊張と上手に付き合うことは実力を発揮するための必須の条件です。
これは共通テストでも、国公立大前期入試でも変わりません。緊張とうまく付き合える方法を紹介します。
「緊張している方が有利だ」と知る
実は、心理学的には「緊張している」方が、結果を出しやすいことが実証されています。
そもそも緊張は闘争のための準備といわれています。
緊張してバクバクと心臓が鳴っているのは全身に血流を巡らせて、集中力を高めて、体が敵(テスト)に反応できるようにしているのです。
一方で、そういった状況に不安を覚えてしまうと興奮しているあまりパニックにも陥りやすくなってしまいます。
そのため、「緊張していることはいいことだ」「むしろ有利なんだ」とまずは知っておくことが大事になってきます。
といっても、なかなか納得できずに、緊張して不安に感じることもあるでしょう。
実際に共通テストのときでも、緊張してしまって頭が真っ白になったり、思うような成果が出せなかった人もいるかもしれません。
まず大事なことは、緊張していることを受け入れてあげましょう。
「緊張するな!」「緊張したら失敗してしまうから落ち着け!」と思ったところで緊張は収まりませんし、むしろより強くなってしまいます。
緊張していることを「緊張していない」と否定するのではなく、「ああ、自分は緊張しているんだな」と受け止めて現実を受け入れた方が、緊張に対しても余裕の気持ちを持つことができて、落ち着いて対処できるようになります。
国公立大前期入試は特に自分が行きたいと思った学校に向けて頑張ってきた成果が問われる場です。
たった1日、もしくは2日の試験で入学できるかどうかがかかっている受験なんですから、緊張することは当然です。
「緊張はジャマだ、いけないことだ」と思うのではなく、「緊張することは、むしろ有利になっている」とその気持ちを受け止めようとすることを大切にしてください。
試験開始前のルーティンを決める
緊張と上手に付き合うためには、試験のルーティンを決めておきましょう。
スポーツ選手は緊張している局面でも練習と同じ実力を発揮するためにルーティンを取り入れていることは有名ですが、試験においても普段なら何気なく解ける問題に対応できる力を身に着けるためにも同じように試験に対するルーティンを決めておくことが効果的です。
特に、ルーティンに取り入れることをおすすめする動きが「呼吸」です。
よく、大リーグの野球選手はガムを噛んでいますが、ガムを噛むことによって呼吸を整え、パフォーマンスを最大限に発揮することが目的ともいわれています。
共通テストも同様だったと思いますが、大学入試の試験では、試験開始のある程度前から、試験開始までは、着席してから特にすることがありません。
何もせずソワソワしていると、過度に緊張してしまい、焦りや不安を呼びさますもとになりかねないので、呼吸のルーティンを決めましょう。
私は、ゆっくりと深呼吸することをお勧めします。
例えば、ゆっくり5秒かけて息を吸い、3秒止め、そして静かにそれでも深く。12秒かけて息を吐きます。これを時計の秒針を見ながら、正確にやっていくと、雑念が無くなり、リラックスした状態で5分後を迎えることが可能になります。
特に、ゆっくり息を吐くことで、副交感神経が優位になり適度にリラックスすることができます。
また、試験が開始したら、必ず1ページ目をめくり問題を鉛筆でなぞりながら読む。
問題を解き始める前に、もう1回深呼吸する。
など、問題に挑むときのルーティンも設定しておきます。
そして、必ず1週間前からは本番で同じようにやることをイメージしながら毎日続けて実行していきます。
そうすることで、普段やっている勉強と本番の状況の垣根が薄くなり、脳がこれはいつもの演習と同じ状況だと判断しやすくなって、普段の力を発揮しやすくなっていきます。
ルーティンはあくまでしばらくやって自分の中で身についてから効果を発揮します。
実際これらのルーティンについては共通テストの時も紹介をしました。
中にはそれから続けていて、普段から意識的にできていた人もいるかもしれませんね。
共通テストのあとからすっかり忘れていたよという人は、当時に設定していた時の気持ちを思い出して、改めてルーティンを作ってみましょう!
試験時間の使い方はもちろんのこと、本番の問題を解く順番などもきめてできる限り統一して練習することで、本番でも実力が発揮しやすい環境を作りましょう!
解けそうな問題をじっくり探す
共通テストの時は、自分の好きな問題から解き始めて、できる限り波に乗りましょう!
そのためにもお勧めの解きやすい問題から解きましょう、といったような話を紹介しました。
それはある意味国公立大入試でも同じです。
試験において最悪のケースが「1問目が解けなかった!どうしよう!」となってしまい、それ以後パニックになって頭がまっしろという状態になってしまうことです。
共通テストのときはある程度出される問題が決まっており、型も一定のことが多いので、ここから時始めましょうということをお伝えすることができました。
しかし国公立大の場合は、そうはいきません。
ここが共通テストと一番変えたいところです。
どのようにして対策をするか、今からどのような時間を意識して最後の演習を行うかについては、下記のリンク先で紹介しています!
1点が点数を分ける国公立大入試。
ぜひチェックしてみてください!
https://kumakichi-life.com/before-exam/
以上、国公立大の入試1週間前の過ごし方について紹介しました。
ここまで頑張ってきたからこそ、強くプレッシャーに感じている人も多いはずです。
そんな緊張と上手に付き合いながら、しっかりと力を発揮できるような環境を作りましょう。
今回の記事がこれからの1週間を過ごすうえで参考になればうれしいです。
国公立大を志望してきた人にとって見れば、本命の試験まで、どんなに泣いても笑っても1週間です。
ぜひ、悔いが無い時間を過ごしてください!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!