その1から読む↓
結局、その後は「もう気にしないように・・。あの穴を見ないように・・」と心掛けながら庭に出る日が続いた。
すると、次第に穴も気にならなくなった。
相変わらず、空気清浄機の音だけ聞こえてたけど、もういいか・・と。
そんなある日、友達夫婦が遊びに来てくれた。
隣人はどう?
という話になったので、
実はね~
と、シャッター閉めきりの家のことを話してみた。
女友達は、どれどれ?
と面白がって庭に出て、ぶい~んと空気清浄機の音を聞くと、「本当だ~。」と面白がり、
家に入ると
「あれは絶対麻薬作ってるでしょ。多いらしいよ~。民家で普通に栽培してたりするのって。」
と、私を怖がらせるために、適当な事を言う。
ところが、旦那さんの方は、
「あの空気清浄機は普通ですよ。
無人でも自動管理するタイプなので、古い家とかよくつけてますよ。全然、普通、普通。」
と言うではないですか!
え?!
あれって普通なんですか?!
空き家に付けておくのも普通なんですか?!
と、詰め寄るようにして聞くと、
「うん、実際に見たことあるけど、自動的についたり消えたりして換気するようなシステムになってるから。」
と言う。
そうなのか~。
そういうことなのか~。
と、かなりホッとする情報をもらうことができた。
なんだ、じゃぁ、もう気にしなくていいのね。
すると、あの謎に開いた穴のことも気にならなくなり、普通に過ごせるようになった。
で、そんなある日、
その隣家に入っていく人を見かけることになる・・。
近くのスーパーから自転車で家に帰る途中、その隣家の前で「こんにちはー、いいお天気ですね。」と、にこやかに向かいの家の人に挨拶している女性がいた。
50代くらいかな。
はにかむような笑顔で、一言挨拶すると、シャッターハウスに入って行った。
それを後ろから見ていた私・・。
え?!今、家に入って行った!!!
どういうこと?!
見ると、いつも空いている駐車場に洒落た車が停まっていた。
ってことは、たぶん、娘さんだ!
ご両親が住んでいた家を見に来たのだろう。
ご両親はどうしたのかな?
別の場所に住んでるのか、入院中なのか、亡くなっているのか・・。
どうしよう。
この機会を逃さずに挨拶に行くべきだろうか。。
あ、でも急に行ったら変だよね。
待ち構えていたみたい。
うーん、もういいか。
怪しいし、持っていくものもないし。
と、結局何もしないことにした。
はぁ・・。
でもよかった~!
どうやら住人の方は普通の人らしい。
このことで、かなり安心してしまった。
やっぱり心のどこかで、どんな人の家か全く分からないということを心配していたんだろう。
特に我が家は窓全開で寝てしまうし、人目に付かない庭にも、お隣の庭からなら簡単に入ることができるので、やっぱり娘がいる以上はちょっと心配だったのだ。
よかった。
そして、あれから2回ほど、娘さんらしき人と、息子さんらしき人が家に入るところを目撃した。
どちらも一人ずつ。
数時間くらいいたようだ。
不思議なのは、入る時も何も持たず、出てくるときも何も持たずに車に乗って帰るところ。(どんだけ私も見てるんだ)
偶然とはいえ、そんな場面を目にすると、今度はまた少しだけ気になってしまう。
2,3時間もあの暗い家の中で、一人で何してるんだろう・・と。
もし私が留守の家を訪れるなら、まずやることは雨戸を全開にして空気を入れ替えることだろうなぁ。。
でも、シャッターは相変わらず締め切りのまま、一度も開かれることがない。
庭に出ているところも見たことがない。
ふーむ、もう全然怖くないけど、でもやっぱりちょっと不思議だなぁ。
あの暗い家の中で何してるんだろう。
余計なお世話だし、どうでもいいことなのだけど、
ちょっとだけ気になってしまうお隣のシャッターハウスなのでした・・。
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