こんにちは!国分寺市内藤で子ども英語教室を開講しているEnglish teacherです。
(教室はJR国立駅南口から徒歩約5分、西国分寺駅から自転車約10分です)
中学生のレッスンでは、小学生レッスンにはないおもしろさ(おもしろいというのは、教師として興味がある、という意味)があります。
中2生。
Will you ~?という依頼文の例文に対して、
Of course.
という答え方が例文で教科書には記されているのを読み、
「Of course.って”もちろん”っていう意味だよねぇ。他に意味ある?」
と聞いてくる生徒さん。ほかにはないので、ないよ、と答えると、
「じゃあ、他にWill you~?って、頼まれごとで聞かれて他に答え方ある?Sure.じゃいけないの?」
と聞いてきたのです。
いい!すごく良いです!何がって生徒さんの着目点が、です。
もちろん、答えとしてSureでもOKです。
この質問から、
「学校の授業では、どうしても例文が必要だからこう言いたい時はこう聞いてこう答える、とひとつしか聞き方、答え方がないように思うかもしれないけれど、英語で人とお話する時は、その時の状況とか、相手が自分にとって誰なのか、などによって言い方が違うんだよ。
よく、日本語には敬語があるけれど英語にはないと言うけれど、それは違うからね。
例えばビジネスで初めて会った人に名前を聞く時にWhat's your name?と聞いたら相手は驚くよ」
と言うと、生徒さんが驚いていました。
*だから、たくさんの単語やフレーズは知っておこうね。
*たくさんの言い回しを知っておこうね。
*どうやって言い回しってわかるようになるかな?
*たくさん英語の本を読めるようになるといいね。
*学校の英語の授業だけが”英語”ではないんだよ。
*テストのための英語勉強も今は大切だけれど、それで終わりではないからね。
という話になりました。
こういう話は、レッスンを進めるときよりもキラキラと目を輝かせて話を聞きます。彼女なりに私の話をヒントに何かをつかんでくれる事を願います。
彼女は、小学生の時にアルクではありませんが他で英会話をずっと習っていたので、なんとなくの英語は結構入っているのです。
頭の中にたくさん知っている英語があると、将来引き出せばいろいろに活用できます。
今、国も一生懸命動いているのがわかりますが、早く学校の英語授業に変化が見られるといいですね・・・